【2024年11月版】うどん・蕎麦屋向け新紙幣対応券売機の完全ガイド【補助金は使える?】

うどん・蕎麦屋向け新紙幣対応券売機の完全ガイド その他

こんにちは、IT解決コラム編集部です。

多くの方がご存知かと思いますが、日本銀行は2024年7月3日に新紙幣の発行を開始する」と発表しました。紙幣の刷新は2004年以来20年ぶりとなり、本記事をご紹介している現時点で発行完了となりました。

飲食業界の中でも、特にうどん屋や蕎麦屋は券売機を利用して会計を自動化していることが多い業種新紙幣対応券売機の導入にあたり、以下のように悩まれている方も多いのではないでしょうか。

  • 新紙幣対応券売機への買い替え費用をできるだけ抑えたい!
  • 券売機導入に補助金や助成金は利用できる?
  • 買い替えのタイミングでキャッシュレス決済対応も同時にしたほうがいい?

SNSで調査をしてみると、既に新紙幣対応に向けてキャッシュレス化した券売機に買い替えているうどん屋や蕎麦屋さんも見受けられました。

そこで今回は、うどん・そば屋のオーナー様向けに補助金が使える新紙幣対応券売機についてご紹介いたします。ぜひ券売機の導入検討時のヒントにしてください。

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「ワークプレイスをより良くすることで企業の成長に貢献する」をミッションとして、複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウをもとに、事業を加速させる最善策についてご紹介します。

  1. そもそもなぜ新紙幣になるのか?
    1. 偽造防止手段
    2. ユニバーサルデザインの採用
  2. うどん屋・蕎麦屋の新札対応券売機は「IT導入補助金」が活用できる?
    1. IT導入補助金とは?
    2. 2023年度からの変更点まとめ
    3. どんな企業・組織が補助金を受けられるのか?IT導入補助金の補助事業対象者
    4. IT導入補助金の対象外となる事業者
    5. インボイス枠(インボイス対応類型)のスケジュール
    6. 申請すれば全員もらえるの?
    7. 補助金申請を検討している場合は、お早めにご相談を!
  3. そのほかの補助金も拡充
    1. 「中小企業省力化投資補助金」も利用可能に
    2. 東京や愛知などで自治体の補助制度もスタート
  4. 新紙幣・新札導入に対する人々の声は?
  5. もし新紙幣対応の券売機に買い替えしなかった場合どうなる?
    1. 営業停止や機会損失
    2. うどん屋・蕎麦屋の顧客離れにつながる可能性も
  6. キャッシュレス決済で、お店とお客様の双方の利便性が向上
    1. 新紙幣発行のタイミングでキャッシュレス・QRコード決済対応のお店が増える?
    2. QRコード決済(キャッシュレス決済)は想像以上に普及している
    3. コロナ明け+円安効果によるインバウンド需要もあり
    4. 早速新紙幣対応のタッチパネル式券売機を導入したうどん屋・蕎麦屋も複数あり
  7. 当社取り扱いの新紙幣対応券売機を導入したユーザーの声
    1. 率直に言うと「便利でしかない」私にとって、無くてはならない存在です。
    2. キャッシュレスの需要が思っていた以上にありました!新メニューの管理も簡単です。
    3. お客様が注文から会計までをやってくれるのでとても助かります。
  8. まとめ
    1. 新紙幣対応のためのセルフレジや券売機に関するご相談を無料で承っております

そもそもなぜ新紙幣になるのか?

そもそもなぜ新紙幣になるのか?

まず新紙幣対応の券売機について話す前に、なぜ新紙幣に切り替わるのか、その理由をご紹介します。

最も大きな理由は「偽札防止・偽造防止」と「ユニバーサルデザイン」のためです。次に、詳しく説明します。

偽造防止手段

パソコンやプリンターの高性能化により、精巧な偽造が施された偽札が大量に発行される問題が起こっています。警察庁が発表した「偽造通貨の発見枚数」によると、令和元年からの3年間で毎年2,000枚以上の偽一万円札が発見されています。

世界の通貨と比較しても、日本の旧紙幣の偽造防止技術は十分に高度ですが、さらに偽造を困難にするため、より高度な技術が採用される予定です。

偽造防止手段①:3Dホログラムを採用

新紙幣は、傾けると肖像が立体的に動いて見える3Dホログラム技術が採用されます。この技術の銀行券への採用は世界初です。詳しくはこちらの動画をご覧ください。

広報官室国立印刷局「3Dホログラム(一万円)」

偽造防止手段②:高精細すき入れ(すかし)を採用

「すき入れ」とは、紙の厚さを変えることで模様や文字を表現する技術です。

新紙幣のデザインには、現行のすき入れに加えて、新たに高精細なすき入れ模様が採用されています。肖像の周囲に、緻密な画線で構成した連続模様が施されています。

ユニバーサルデザインの採用

年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが使いやすいように、ユニバーサルデザインが採用されています。
新紙幣のユニバーサルデザインの特徴は以下の通りです。

  • 指で触って券種を識別できるマーク
  • 額面数字(アラビア数字)の大型化
  • ホログラム・すき入れの形・配置

ここまでの説明で、「新紙幣についてはある程度理解できたが、新しい券売機へ買い替える予算が心配…」と考えるオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなとき、「補助金」の活用によって費用の負担を軽減できます

うどん屋・蕎麦屋の新札対応券売機は「IT導入補助金」が活用できる?

うどん屋・蕎麦屋の新札対応券売機は「IT導入補助金」が活用可能

円安の進行や原材料の高騰などで経営が厳しくなるなか、新紙幣に対応した券売機への改修・更新費用が増えるのは大きな痛手となります。

そんなご担当者の方に朗報です。うどん屋や蕎麦屋のような小規模事業者は、IT導入補助金を利用することで導入にかかる経費の一部を補助金でカバーできる可能性があります。

IT導入補助金とは?

IT導入補助金2024のスケジュール

IT導入補助金とは、さまざまな経営課題を解決するためのITツール導入を支援するための補助金です。法人・個人問わず中小企業・小規模事業者の方が対象です。資本金または従業員数に制限がありますので、詳しくは後で解説します。

レジや券売機の導入は、IT導入補助金の「インボイス枠(インボイス対応類型)」で申請できます。

「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」で申請できると解説した記事もありますが、2023年度の古い情報ですのでご注意ください。これまでの「デジタル化基盤導入枠」は撤廃され、2024年度から新たに「インボイス枠」が新設されました。

インボイス枠(対応類型)の上限・下限額と補助率について

インボイス枠は、2023年10月より施行されたインボイス制度を受けて、2024年度より新たに新設された枠です。

インボイス枠(対応類型)は、企業がインボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し労働生産性の向上を支援するものです。

詳しくは以下の表をご覧ください。

インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトの補助額・補助率

類型インボイス対応類型
補助額下限なし~50万円以下50万円超~350万円以下
補助率中小企業:3/4以内、小規模事業者:4/5以内2/3以内
※補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3

対象となるソフトウェアは、「インボイス制度に対応していること」「会計・受発注・決済のうち1機能以上を有すること(補助額50万円超の場合は2機能以上を有すること)」が要件となっています。2023年度ではECサイト制作も補助対象でしたが、2024年度では対象外となりました。

また、レジや券売機などのハードウェアのみの申請はできません。
レジや券売機を申請する場合は、決済ソフトなどのソフトウェアの導入が必須になります。

詳しい交付規定や公募要領については、公式HPの「インボイス枠(インボイス対応類型)」ページから資料をダウンロードしてご覧ください。

具体的なレジ導入の補助金額については、「補助金シミュレーター」を利用して、機能数とソフトウェアの金額を入力することで簡単に計算できます。ぜひ確認してみてください。

2023年度からの変更点まとめ

  • デジタル化基盤導入枠が廃止され、インボイス枠が新設
  • ECサイトの制作がIT導入補助金の対象外になった
  • 通常枠のA類型・B類型という名称が廃止された
  • これまで小規模事業者が対象だったが、インボイス枠の「電子取引類型」では大企業もIT導入補助金の利用が可能になった

どんな企業・組織が補助金を受けられるのか?IT導入補助金の補助事業対象者

資本金または常勤の従業員数が規程以下の中小企業者等が対象となります。
※企業組合、協業組合等の組合関連、医療法人、社会福祉法人及び特定非営利活動法人を含みます。

ただし、インボイス枠の「電子取引類型」では中小企業だけでなく、大企業なども対象になります。

中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)

業種資本金
従業員数
製造業・建設業・運輸業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く)5千万円100人
小売業5千万円50人
ゴム製品製造業(自動車または航空機用タイヤおよびチューブ製造業ならびに工業用ベルト製造業を除く)3億円900人
ソフトウェア業・情報サービス業3億円300人
旅館業5千万円200人
その他業種(上記以外)3億円300人

小規模事業者

業種・組織形態従業員数
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下
製造業その他20人以下

※ インボイス枠(電子取引類型)では、中小企業・小規模事業者のみなさまと受発注の取引を行っている事業者(大企業含む)も対象です。
※ 業種分類⑨~⑮に規定する組織形態の者について、小規模事業者に該当しないものとします。
※ 従業員数は常勤の人数です。

このほか、医療法人・社会福祉法人・学校法人は従業員数が300人以下であれば対象になります。一般財団法人や一般社団法人も、上記の業種別の従業員規模以下であれば対象です。

参考:IT導入補助金2024「IT導入補助金とは」

過去のIT導入補助金において、申請を受け付けた主な組織形態

株式会社 有限会社 合同会社 合名会社 合資会社 特定非営利活動法人(NPO 法人) 企業組合 協業組合 事業協同組合 協同組合連合会 商工組合 商店街振興組合 商店街振興組合連合会 生活衛生同業組合 生活衛生同業小組合 一般社団法人 一般財団法人 学校法人 公益社団法人 公益財団法人 農事組合法人 労働組合 農業協同組合 農業協同組合連合会 漁業協同組合 漁業協同組合連合会 森林組合 森林組合連合会 商工会 商工会連合会 商工会議所 都道府県職業能力開発協会 土地改良事業団連合会 等(順不同)

出典:IT導入補助金2024 公募要項 インボイス枠(インボイス対応類型)

IT導入補助金の対象外となる事業者

以下のような事業者はIT導入補助金を利用できない可能性がありますのでご注意ください。

(1)大企業のグループ企業や、課税所得額が大きい企業
※具体的には以下の要件のいずれかに合致する企業

  1. 発行済株式の総数又は出資価格の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有している中小企業・小規模事業者等
  2. 発行済株式の総数又は出資価格の総額の3分の2以上を大企業が所有している中小企業・小規模事業者等
  3. 大企業の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている中小企業・小規模事業者等
  4. 発行済株式の総数又は出資価格の総額を1.~3. に該当する中小企業・小規模事業者等が所有している中小企業・小規模事業者等
  5. 1.~3.に該当する中小企業・小規模事業者等の役員又は職員を兼ねている者が役員総数の全てを占めている中小企業・小規模事業者等
  6. 確定している(申告済みの)直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超える中小企業・小規模事業者等

(2)IT導入支援事業者
(3)経済産業省又は中小機構から補助金等指定停止措置または指名停止措置が講じられている事業者
(4)風俗営業事業者
(5)過去1年において、労働関係法令違反により送検処分を受けている事業者
(6)反社会的勢力
(7)宗教法人
(8)法人格のない任意団体(例:同窓会・PTA・サークル等)
(9)他の補助金等において不正行為等を行った事業者
(10)その他、IT導入補助金の目的・趣旨から適切でないと経済産業省及び中小機構並びにIT導入補助金事務局が判断する者

参考:「IT導入補助金2024 公募要項 インボイス枠(インボイス対応類型)

過去に、2022及び2023の通常枠(A・B類型)及びデジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)
で交付決定を受けた事業者は、交付決定日から12か月以内はIT導入補助金2024に申請できません。

「2024年版IT導入補助金」について以下の記事で詳しく解説しておりますのでぜひご覧ください。

インボイス枠(インボイス対応類型)のスケジュール

取引関係における発注者が、インボイス制度対応のITツール(受発注ソフト)を導入し、当該取引関係における受注者である中小企業・小規模事業者等に対して無償でアカウントを供与して利用させる場合に、その導入費用の一部を支援します。

締め切り日交付決定日事業実施期間
1次締切分2024年3月15日 (金)17:002024年4月24日 (水)交付決定~2024年10月31日 (木)17:00
2次締切分2024年3月29日 (金)17:002024年5月8日 (水)交付決定~2024年10月31日 (木)17:00
3次締切分2024年4月15日 (月)17:002024年5月27日 (月)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
4次締切分 2024年4月30日 (火)17:002024年6月6日 (木)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
5次締切分 2024年5月20日 (月)17:002024年6月26日 (金)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
6次締切分 2024年6月3日 (月)17:002024年7月8日 (月) 交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
7次締切分 2024年6月19日 (水)17:00024年7月29日 (月)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
8次締切分 2024年7月3日 (水)17:002024年8月8日 (木)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
9次締切分 2024年7月19日 (金) 17:002024年8月30日 (金) 交付決定~2024年11月29日 (金) 17:00

出典:IT導入補助金2024 「事業スケジュール

申請すれば全員もらえるの?

IT導入補助金は申請すれば必ず受給できるものではありません。申請者が作成した「事業計画書」をもとに採択審査が行われ、審査に通過した人のみが補助金を受けられます。

また、券売機であればどれでもいいわけではなく、補助対象となる券売機を選定する必要があります。

補助金申請を検討している場合は、お早めにご相談を!

券売機自体を導入するだけなら、最短で1か月前でも間に合う可能性があります。しかし、キャッシュレス決済を利用する場合は加盟店審査もありますし、さらに補助金を申請する場合は申請業務にも時間がかかります。

また、ほとんどの補助金には申請期限が設定されていますので、早めのご相談がおすすめです!

当社では券売機に関するご相談を無料で承っております。最大350万の補助金でお得に導入できる券売機のご紹介や無料の補助金申請サポートも行っておりますので、少しでも気になった方やご質問のある方はお気軽にご相談ください。

そのほかの補助金も拡充

「中小企業省力化投資補助金」も利用可能に

そのほかにも「中小企業省力化投資補助金」の第1回公募が2024年2月9日(金)18:00~募集開始しています。中小企業省力化投資補助金は、令和5年度補正予算で閣議決定した補助金です。

令和5年度補正予算では「中小企業省力化投資補助事業」に1,000億円の予算が盛り込まれ、さらに既存の補助金が一括で活用される可能性もあり、非常に大きな予算規模での補助金となります。

第1回公募の採択率は高くなる傾向

第1回公募の場合は採択率は例年70~80%と非常に高く、予算消化につれて採択率は低下する傾向があるため、お早めに申請することをおすすめします。

詳しくは「中小企業省力化投資補助金」の事務局HPをご覧ください。

東京や愛知などで自治体の補助制度もスタート

新紙幣対応への更新を後押ししようと、補助金を交付する自治体も出てきています。

例えば、東京都葛飾区は改修・更新にかかる費用の半額を上限30万円まで補助する方針を2024年2月に打ち出しました。新年度予算案に6,600万円を計上しています。このような取り組みは、葛飾区が都内で初とされています。

参考:葛飾区「令和6年度予算編成にあたってのポイント」p.27

ほかにも全国では、愛知県大口町が町内の中小企業者に補助金(補助対象経費の2分の1・上限50万円)を交付しています。補助金の交付は1事業者につき1回限りとなっております。

参考:J-Net21「券売機の改修・更新など新紙幣対応に最大50万円:愛知県大口町」

上記のような自治体の補助制度もありますので、ぜひお住まいの地域でもご確認ください。

新紙幣・新札導入に対する人々の声は?

X(旧Twitter)で調べてみると、多くのネガティブな声が見受けられましたのでご紹介します。

ご覧の通り、かなりネガティブな意見が上がっておりますが、券売機の買い替えに補助金を活用できることが世の中にあまり浸透していない様子が見られます。

国や自治体も飲食店を支援するために補助金を用意しておりますので、ぜひ積極的にご活用ください。

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もし新紙幣対応の券売機に買い替えしなかった場合どうなる?

もし新紙幣対応の券売機に買い替えしなかった場合どうなる?

営業停止や機会損失

「うどん屋や蕎麦屋といえば券売機」というイメージがついている方も多いはずです。

券売機や自動釣銭機の新紙幣対応が遅れると、機械のエラーや最悪の場合は故障の原因となることがあります。

故障やエラーへの対応には時間もコストもかかるため、店舗の運用を一時停止する必要が生じるかもしれません。営業停止は店舗にとって大きな損失となるため、新札対応が遅れないよう注意が必要です。

うどん屋・蕎麦屋の顧客離れにつながる可能性も

新紙幣が使用できないと、顧客離れにつながる可能性があります。

近年、顧客ロイヤリティを形成するために「利便性」の重要性が増しています。「お店都合で新紙幣が使えなかった」となると、顧客に悪い印象を与えかねません。

筆者も似たような経験があり、駅で切符を買う際に3台の券売機のうち1台しか新500円玉に対応しておらず、行列ができていたのですが、手持ちに新500円玉しかなくて面倒な思いをしたことがあります。
鉄道の場合は別の手段を選ぶこともできないため、すべての券売機を新硬貨・新紙幣に対応してほしいですし、利便性の面で非常に残念でした。

なかには、新500円玉が発行された当時、新紙幣発行を見据えて対応を見送ったオーナー様もいらっしゃるかもしれません。

既存の顧客を維持しながら新たな顧客を獲得するためにも、お早めに新硬貨・新紙幣の対応を進めることをおすすめします。

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キャッシュレス決済で、お店とお客様の双方の利便性が向上

キャッシュレス決済で、お店とお客様の双方の利便性が向上

キャッシュレスに対応した券売機・セルフレジを導入することで、お店とお客様の双方にとってメリットがあり、Win-Winな関係が生まれやすくなるでしょう。

以下に、お店とお客様それぞれの主なメリットをご紹介します。

お店側のメリット

  • お店の売り上げをリアルタイムで確認できる
  • Excelなどアナログで売上管理をする必要がなくなり、管理を簡易化できる
  • 売上データを日別・曜日別・商品別などで分析できる
  • 「freee」や「クラウド会計」などの会計ソフトと連携することで、確定申告時の負担も大幅に減少
  • クレジットカード決済やQR決済を利用したい顧客を逃さず獲得できる

お客様側のメリット

  • 現金を持ち歩かなくて良い
  • 現金に直接触れる機会が減るため衛生的
  • 支払い額に応じてポイントが獲得できる

実際に現金払いのみのお店に対して不満に思われているユーザーもいることが見受けられました。

新紙幣発行のタイミングでキャッシュレス・QRコード決済対応のお店が増える?

Xで調べてみると、「新紙幣発行をきっかけにキャッシュレス決済対応の店舗が増える」と予想する投稿や、うどん・蕎麦屋のキャッシュレス対応を期待する投稿が見受けられました。

新札の発行が注目を集めていますが、現金を持ち歩かない人が増えていることもあり、キャッシュレス化は国際的にも今後さらに進展するのではないでしょうか。筆者の実感としても、最近では現金を使用する機会が減っていると感じます。

経済産業省は2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度にするという目標を掲げていることから、うどん屋・蕎麦屋も「キャッシュレスが当たり前の時代」が来ると予想しています。

他にも実際に2024年4月23日にNHKにて、「新紙幣発行を機に“完全キャッシュレスに切り替えたラーメン屋」が特集されており、ますますキャッシュレス決済のみ対応の飲食店が増えてきそうですね。

参考:NHK「7月新紙幣発行 キャッシュレス決済“だけ”に切り替えの動きも

QRコード決済(キャッシュレス決済)は想像以上に普及している

2024年5月15日12:15頃に、PayPayが「予期せぬアクセス集中」が原因で利用できないというシステム障害が発生しました。ランチの時間ということもあって混乱が生じ、テレビのニュースでも取り上げられるほど話題となりました。

それほど日本でも「PayPay」などのキャッシュレス決済が普及しており、私たちの日常生活において切り離せないほど溶け込んでいることがわかります。

コロナ明け+円安効果によるインバウンド需要もあり

コロナが第5類に移行したことや円安効果によって、最近では外国人観光客の姿も頻繁に目にするようになりました。

増加が見込まれているインバウンド客を迎えるために、キャッシュレス対応だけでなく多言語対応(日本語、英語、中国語、韓国語など)のメニュー表示を行うことで、一歩進んだインバウンド対策が可能になります。

早速新紙幣対応のタッチパネル式券売機を導入したうどん屋・蕎麦屋も複数あり

最新のタッチパネル式券売機を導入すれば、業界・業種関係なく新紙幣対応、キャッシュレス対応、多言語対応の3つに対応でき、幅広い客層にアプローチができます。

乗り遅れないためにも、新紙幣への切り替えのタイミングに合わせて最新の券売機・セルフレジに乗り換えるのも1つの手です。

新紙幣対応券売機を実際に使ってみたレビュー記事を執筆しておりますのでぜひご覧ください。

当社取り扱いの新紙幣対応券売機を導入したユーザーの声

実際の導入事例をご紹介

タッチパネル式券売機を実際に導入いただいた飲食店の声をご紹介します。

率直に言うと「便利でしかない」私にとって、無くてはならない存在です。

店舗のオープンに合わせて(従来の)券売機も検討しましたが、インボイスなどの今後のことも考えてセルフレジの導入を決めました。実際に導入してみて、営業前に私がやることはお釣り金の準備をすることとレジの開局作業をするだけで、あとは注文も会計もお客様がやってくださいます。一人で営業している私にとって、注文や会計をする時間はないのでとても助かります。セルフレジを導入して正解でした!

一人で営業している中で忙しくなってくると、どうしても経営的なところに手が回らなくなりがちですが、売上の管理やどの商品がいくつ売れているかなどの分析ができるのでとても便利です。それに、その分析データを携帯のアプリでさらっとで見ることもできます。売上データを自分なりにグループ分けすることができるので、見たいデータだけ見れるのもいい点ですね。

業種:ラーメン屋 課題:省人化、売上分析

キャッシュレスの需要が思っていた以上にありました!新メニューの管理も簡単です。

うちのお会計方法は圧倒的に現金が多いと思ったので、現金決済に対応できるよう自動釣銭機を導入しました。ですがオープンからしばらく経つとキャッシュレスで決済される方の多さにびっくりしてます!電子マネーやQR決済ではスピーディーに決済できますし、お釣りを準備する頻度も少なくなるのでとても助かってます!キャッシュレスは必須ですね。

売上やメニューの編集は私の弟が管理してくれています。新メニューの考案~商品化まではかなり拘っているんですが、管理画面からメニューの登録や画像の設定などが一括して行えるのでとても便利です。また、リアルタイムでの売上確認機能がPCとモバイルで確認できるのも素晴らしいですね。

業種:定食屋  課題:キャッシュレス、メニュー管理

お客様が注文から会計までをやってくれるのでとても助かります。

ランチタイムは多くのお客様に来店していただくので忙しくなり、どうしても人手が足りなくなります。スタッフを雇ったりもしてますが、どうにかできないかと考えていたときに、このセルフレジを見つけました。注文から会計までを全てお客様自身でやっていただけるので、より美味しい料理の提供に集中できますし、お金の管理までしてくれるので締め作業もかなり楽になりました。お金を触らないので衛生的にもいいですね。

最初は不安でしたが、導入時や設置時に営業や設置の方に細かい点まで説明いただき、安心して導入できました。設置後は飲食店の営業時間に合わせたサポート対応時間なので、営業中のちょっとした使い方の問い合わせや、トラブルも対応していただけるので助かってます。朝から晩まで問い合わせできるのは安心感がありますね。

業種:ステーキハウス 課題:客単価、オペレーション効率化

まとめ

うどん屋・蕎麦屋を経営されているオーナー様向けに新紙幣対応券売機についてまとめ

いかがでしたでしょうか?本日は、うどん屋・蕎麦屋を経営されているオーナー様向けに新紙幣対応券売機についてご紹介させていただきました。

今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。

  • 新紙幣対応券売機への更新・買い替えには補助金が利用可能
  • 新紙幣に対応しないと、機械のエラーや故障、顧客離れにつながるリスクがある
  • 今まで現金主義だったうどん屋・蕎麦屋も完全キャッシュレス対応に移行中

新紙幣発行の直前・直後付近は注文が急増する可能性があります。既に新札発行完了となりましたが、まだ対応されていない店舗ご担当者は早めの導入が、お客様の取りこぼしを防ぐために重要です。

予算がないお店は「旧紙幣と新紙幣を手動で両替をする」という先ほどご紹介した「IT導入補助金」も利用できますので、目的や予算に合わせて適切な方法で対応しましょう。

新紙幣対応のためのセルフレジや券売機に関するご相談を無料で承っております

株式会社MJEではセルフレジや券売機に関するご相談を無料で承っております。店舗の規模やご状況に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

関東(東京)、東北、北海道、中部、近畿、関西、中国、四国、九州、沖縄など、全国対応です。ご興味のある方やご質問のある方はお気軽にお問い合わせください!

ご質問・ご相談のお電話は「0120-923-685」宛に「うどん屋・蕎麦屋のタッチパネル式券売機のサイトを見た」とお伝えください。
受付時間平日10:00~18:00 (土・日・祝、当社休業日を除く)

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