こんにちは!IT解決コラム編集部です。
テレワーク、オンライン会議、クラウドサービスの利用頻度がますます高くなっている昨今、オフィスにおけるインターネット環境は欠かせないものとなっています。
そのような中で、オフィスのWi-Fi(ワイファイ)がつながらない状況が続くと、社員の生産性低下だけでなく、お客様や取引先に対しても大きな影響を及ぼす事態となります。
今回は、そのような事態が発生しても原因を特定し対処できるように、オフィスのWi-Fiがつながらない5つの原因と対処法についてご紹介します。
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ネットワーク構成による問題
① ネットワーク機器が適切に配置されていない
まず、適切にネットワークが構成されていることを確認しましょう。
無線LANを利用するためには、インターネット回線、ルーター、アクセスポイントなどのネットワーク機器が必要です。
これらの機器が適切に配置されていないと、Wi-Fiを利用することができません。
詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
パソコンに関する問題
② Wi-Fiに接続する方法が分からない場合
パソコンなどの端末側の設定で、Wi-Fiに接続する方法が分からない場合は、下記の動画が分かりやすいので、ご参照ください。
③ OSのバージョンが最新ではない
OSのバージョンが古かったり不具合がある場合も、Wi-Fiがつながらない原因となるケースもあります。OSをアップデートして再起動するなどを一度試してみましょう。
古いパソコンでも場合によっては最新のWindows11 23H2にアップグレードできる可能性がありますので、以下記事もご参照ください。
④ セキュリティソフト
パソコンにインストールされているセキュリティソフトの影響でWi-Fiが無効化されるケースもあります。
セキュリティソフトの機能を一時停止して、Wi-Fiに接続することができた場合は、セキュリティソフトの再インストールや別の製品への入れ替えをしてみましょう。
中小企業のセキュリティ対策に必須でもある「UTM」についてご紹介しておりますので、ご参照ください。
⑤ アクセスポイントとの距離や障害物
パソコンがアクセスポイントから遠い位置にあったり、障害物がある場合は、電波が届きづらいためWi-Fiがつながらない場合があります。
その場合は、パソコンの位置を変えたり、障害物を取り除くなどの対処をしてみましょう。
オフィスのWi-Fiを高速化するアクセスポイントの選び方については以下記事をご参照ください。
アクセスポイントに関する問題
⑥ ケーブルが抜けている
LANケーブルや、電源ケーブルが抜けている場合は、アクセスポイントから電波を発信することができないので、Wi-Fiがつながりません。一度、アクセスポイントのケーブルが適切な状況か確認してみましょう。
⑦ 電波の干渉
2.4GHzの周波数帯を使用している場合は、電子レンジなどの家電の電波や、他のWi-Fiの電波などと周波数帯が重なり、電波干渉が発生している可能性があります。
2.4GHz帯を使用している場合は、より電波干渉の起きにくい5GHz帯に切り替えるか、ほかの電子機器の使用を中断するなどの対処をしてみましょう。
⑧ 機器の不具合
アクセスポイントは電源をつけっぱなしにすることが多いため、長く使い続けると熱暴走や疲弊によって不具合を起こし、Wi-Fiがつながらなくなる場合があります。
不具合が疑われるときは、一度再起動すると復旧するケースがあります。それでも復旧しない場合は、機器の入れ替えなどを検討しましょう。
ルーターに関する問題
⑨ ケーブルが抜けている
LANケーブルや電源ケーブルが抜けている場合は、アクセスポイントから電波を発信することができないのでWi-Fiがつながりません。
一度アクセスポイントのケーブルが適切な状況か確認してみましょう。
⑩ LANポートとWANポートを間違えている
ONU(ネットワーク終端装置)から伸びているLANケーブルは、本来ルーターの「WAN」ポートに接続します。
これを誤って「LAN」ポートに接続している場合、Wi-Fiがつながりません。正しいポートに接続されているか、確認してみましょう。
⑪ ファームウェアやドライバーが最新ではない
ルーターのファームウェアやドライバーが最新でないと、Wi-Fiがつながらないことがあります。特にファームウェアはセキュリティの脆弱性を狙ったサイバー攻撃の被害にもつながるため要注意です。
ルーターの管理画面を確認し、必要に応じてアップデートしてみましょう。
⑫ 機器の不具合
ルーターも、アクセスポイントと同様、電源をつけっぱなしにすることが多いため、長く使い続けると熱暴走や疲弊によって不具合を起こし、Wi-Fiがつながらなくなる場合があります。
不具合が疑われるときは、一度再起動すると復旧するケースがあります。それでも復旧しない場合は、機器の入れ替えなどを検討しましょう。
オフィス向けWi-Fiルーターの選び方については以下記事をご参照ください。
ファイアウォールに関する問題
⑬ Wi-Fiの接続がブロックされている
ファイアウォールは、外部からの不正アクセスを防止したり、アクセス先を制限するなどの機能によりセキュリティを強化する機器です。
Wi-Fiへの接続がファイアウォールによってブロックされている可能性がありますので、一度無効化してWi-Fiに接続できるかどうかを試してみましょう。
ただし、ファイアウォールを無効化するとウイルスなどに感染する恐れがありますので、注意が必要です。
回線に関する問題
⑭ ネットワーク輻輳が発生している
輻輳(ふくそう)とは、「ものごとが1ヶ所に集中し混雑している状態」のことを指し、特にネットワークの分野においては、「通信回線にアクセスが集中している状態」を意味します。
同じネットワークで多くの人が同時に大量のデータ通信をする場合、回線が混雑して、Wi-Fiがつながらなくなることがあります。
ネットワーク輻輳が発生している場合の回避法についてはこちらの記事で取り上げましたので、ご参照ください。
⑮ 回線に障害が発生している
接続している端末にもネットワーク機器にも問題がないにも関わらずWi-Fiがつながらない場合は、契約中の光回線そのものに問題がある可能性が高いです。
その場合は、物理的な障害が発生している可能性が高いため、プロバイダーに連絡してみましょう。
よく分からないときはプロへ相談
今回、社内Wi-Fiが繋がらない理由についてご紹介しましたが、いざ本格的に実行しようとしても、「難しい説明ばかりでよく分からない!」という会社も多いと思います。
株式会社MJEは、これまで約1万6,000社の店舗・オフィスのインフラ改善に携わってきた実績があり、当社のようなオフィスのプロへご相談することをおすすめします。
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以下に当てはまる会社は赤信号になっている可能性あり!
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過去のお役立ちトピックはこちら
https://it-column.mjeinc.co.jp/archives/95