こんにちは!IT解決コラム編集部です。
オフィスでの業務効率化を図る中で、複合機選びに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
- 「使いやすく、サポートが充実した複合機が欲しい…」
- 「大量の印刷でも、スムーズに作業を進められる機種を探している…」
- 「環境に配慮した製品が欲しい…」
そんなお悩みを抱えているオフィスの経営者や設備担当者の皆様へ、ぜひご注目いただきたいのがリコーの複合機です。
リコーは、これまで多くの企業様に信頼されてきた複合機メーカーです。環境配慮と高機能を兼ね備えた製品づくりを行っており、豊富なラインナップでさまざまなニーズに対応しています。
本記事では、リコーの複合機にはどのようなメリットがあるのか、価格帯や環境への取り組み、印刷品質、耐久性、サポート対応、そして他社メーカーとの違いなどの観点から詳しくご紹介します。
各メーカーの比較については、こちらをご覧ください。
株式会社MJE
「ワークプレイスをより良くすることで企業の成長に貢献する」をミッションとして、複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウをもとに、事業を加速させる最善策についてご紹介します。
リコーのコピー機・複合機の概要
リコーは、複合機事業とカメラ事業をコアとするグローバル企業であり、近年ではICT(情報通信技術)を活用し、オフィスのトータルサポートを提供する方向性へシフトしています。
ユーザー満足度は高く、約8割のユーザーが満足と回答しており、特に使いやすさや静音性、発色の良さが評価されています。
参照元:コピー機Gメン「【2024年・リコー(RICOH)複合機・コピー機の価格相場】高いけど、地方の中小企業にはおすすめ!」
また、リコーは、カーボンフットプリント※の削減や再生プラスチックや鉄の再生材「電炉鉄」の活用など、持続可能な社会に向けた製品づくりにも積極的に取り組んでいます。これらの要素が、リコーの複合機が多くの企業に選ばれる理由となっています。
※カーボンフットプリントとは、製品の原材料調達から廃棄・リサイクルまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して分かりやすく表示した数値のことです。
リコーのコピー機・複合機の歴史と革新の歩み
リコーは、1936年の設立以来、企業のニーズに応え続けるため、絶え間ない革新を追求してきました。時代の変化に合わせ、常に新しい価値を提供し続けてきたリコーの歴史は、多くの企業にとって信頼の証でもあります。
これから、リコーが歩んできた軌跡を一緒に振り返り、その成長と変革のストーリーを見ていきましょう。
年代 | 出来事/革新の歩み |
---|---|
1936年 | 理研感光紙株式会社として設立。資本金35万円でスタート。市村清が専務取締役に就任。 |
1955年 | 事務機器分野に進出し、ジアゾ複写機「リコピー101」を発表。 |
1960年代 | 沼津工場に感光紙工場を竣工、製紙から感光紙までの一貫生産体制を確立。1963年に、社名を株式会社リコーに変更。 |
1970年代 | オフィスオートメーション(OA)を提唱し、「リコム8」「リファクス600S」などを発売。 |
1980年代 | デジタル化を推進。1990年にデジタルカラー機「ARTAGE 8000」を発売。 |
2000年代 | グローバルカンパニーとしての地位を確立し、デジタル複合機やカラープロダクションプリンターなどを次々と市場に投入。 |
現在 | 環境配慮や持続可能な社会の実現に向けた製品開発を強化し、新たなお客様価値の創造に取り組む。 |
このように、リコーは、その長い歴史の中で絶え間ない技術革新を続け、世界中で信頼されるグローバル企業へと成長してきました。
リコーの革新への取り組みは、環境への配慮やデジタル化を先取りし、今のビジネス環境でも高く評価されています。これからもリコーは、新たな価値を提供し続けることで、企業の成長を支援していくでしょう。
リコーのコピー機・複合機のメリット
リコーのコピー機・複合機は、企業の業務効率を向上させる多くの利点があります。以下では、リコーの複合機が選ばれる理由について詳しく解説します。
直感的な操作性とカスタマイズ可能な機能
リコーの複合機は、操作性が非常に優れており、タッチパネルを使った直感的な操作が可能です。これにより、社員が複雑な設定や操作に時間をかける必要がなくなるので、日常業務を円滑化することができます。
さらに、ユーザーのニーズに応じたアプリの追加やカスタマイズが簡単にできるため、企業の業務フローに合わせた柔軟な対応が可能です。
2色印刷もモノクロ料金で印刷できる
リコーの複合機は、2色印刷でもモノクロと同じ料金で印刷することができます。
2色印刷とは、ブラック(K)に加えて、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のいずれか1色を使用して印刷する方法で、例えば「ブラック+マゼンタ」などの組み合わせがあります。
本体価格やカウンター料金が高いためケースバイケースにはなりますが、フルカラー印刷が必ずしも必要ではない企業にとってはランニングコストを抑えられる可能性があります。
2色印刷の対象機種一覧:https://faq.ricoh.jp/app/answers/ans_product/a_id/1904
トップクラスのサービス拠点数で対応が早い
リコーは国内に400か所以上の保守拠点があり、手厚いサポートで知られています。これは、同じく3大メーカーのキヤノンの約200拠点、富士フイルムの320拠点を大きく上回る数です。
そのため、特に人口の少ないエリアの企業にとっては、早い保守対応にメリットを感じやすいでしょう。
また、24時間体制のリモート管理サービスは、複合機のトラブルによるダウンタイムを最小限に抑えられます。万が一のトラブルにも迅速に対応してもらえる点もリコーの魅力です。
環境への配慮とCSR(企業の社会的責任)の向上
リコーは、環境への影響を最小限に抑える製品作りを進めています。
例えば、一部の機種では複合機本体の約50%に再生プラスチックを使用したり、鉄の再生材である電炉鉄を活用したりすることで資源の有効活用を図っています。こうした地球に優しい製品設計が、多くの企業に支持されています。
リコーの複合機を導入する企業は、環境意識の高い企業としてのイメージを強化できます。持続可能な社会への貢献を考える企業にとって、リコーの複合機はCSR活動の一環として非常に有効です。
リコーの複合機には、環境配慮、高い操作性、コスト削減、迅速なメンテナンス、高画質な印刷、信頼性のあるサポート体制など、多くのメリットがあります。
これらの特徴を踏まえて、自社に最適な複合機を選ぶ際の参考にしてください。
リコーのコピー機・複合機のデメリット
リコーの複合機には多くのメリットがある一方で、デメリットも存在します。導入を検討する際には、そうした点も理解しておくといいでしょう。
価格は他メーカーよりもかなり高め
リコーは本体価格が高い傾向にあり、カウンター料金(印刷単価)も京セラなどに比べると割高に設定されていることが多いです。
価格が予想以上にかさむ可能性があるため、コストを重視する場合は事前に確認しましょう。
「カウンター料金の相場や仕組み」について詳しくは以下の記事をご覧ください。
関連記事:複合機のカウンター料金とは?相場と仕組みを解説!低コストなおすすめ複合機も紹介
価格が高い理由①:直営を重視しており、販売代理店の数が限られているから
リコーは、「販売のリコー」とも呼ばれるほど全国に販売網をもち、直営を重視しているため、販売代理店の数が限られています。
そのため、他社と比較すると割高になる傾向があり、コスト重視の企業にとっては条件に合わない可能性があります。
価格が高い理由②:保守拠点が多いから
リコーは全国に400か所以上の保守拠点があります。こういった質の高いサポート体制の維持には当然コストがかかるため、価格が高めに設定されている要因の一つだと考えられます。
価格が高い理由③:環境に配慮した製品づくりに取り組んでいるから
リコーは、カーボンフットプリントの削減や再生プラスチックの使用など、環境に配慮した製品づくりを積極的に行っています。
これらの取り組みには、先進的な技術や持続可能な資源の活用が必要であり、それが製品価格に影響していると考えられます。
小型機種のラインナップが限られている
リコーは主に中小企業向けの大型機種に重点を置いており、小型機種の選択肢が限られています。そのため、スペースに制約がある小規模事業者や少人数のオフィスでは、リコーの大型機種が不向きな場合があります。
このようにリコーの複合機にはいくつかのデメリットが存在しますが、それらを理解したうえで自社に合った複合機を選びましょう。
例えば、充実したサポート体制や高い環境意識を重視する企業にとっては、価格以上の価値を感じられるかもしれません。また、トータルコストを考慮し、長期的な利益を見据えることで、短期的なデメリットを克服できる可能性もあります。
リコーのコピー機・複合機の料金表
機種名 | 印刷速度 | 本体価格(税抜) | カウンター料金(参考) |
IM C2510 | 25枚/分 | ⇒お問い合わせ | モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
IM C3510 | 35枚/分 | ⇒お問い合わせ | モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
IM C4510 | 45枚/分 | ⇒お問い合わせ | モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
リコーのシェア率は?複合機メーカー別シェアランキング
アメリカの調査会社IDCによると複合機・コピー機の世界シェアランキングは、以下の通りです。
※国内市場シェアは公式な調査はないようです。
順位 | メーカー名 | 出荷台数シェア |
---|---|---|
第1位 | キヤノン | 17.7% |
第2位 | リコー | 16.1% |
第3位 | コニカミノルタ | 14.1% |
第4位 | 京セラ | 9.7% |
第5位 | シャープ | 8.5% |
第6位 | 富士フイルム | 8.3% |
7位以下 | その他 | 25.7% |
参考:日経新聞「複合機再編、リコー危機感「安値競争に未来はない」」のデータを基に作成
出所:米国調査会社IDC 注:A3レーザー複合機・複写機の23年出荷台数シェア、四捨五入で合計が100にならない
各メーカーの特長についてはこちらの記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。
関連記事:【実はもっと安くなる】コピー機・複合機のリース料金の相場/選び方/おすすめメーカーは?
リコーの複合機が向いている企業
リコーの複合機は、特に以下のような企業に向いています。
月間印刷枚数が多い企業
リコーの複合機は、大量の印刷作業を効率的に処理できる機能を備えています。
特に、モノクロ複合機の中には分速90枚の高速印刷が可能な機種もあり、日常的に大量の印刷を行う企業にとって、作業効率を大幅に向上させることができます。印刷業務が多いオフィスや、頻繁に資料を作成する企業には最適です。
環境配慮を重視する企業
リコーは、環境への配慮を重視しており、カーボンフットプリント削減や再生プラスチックの活用、省エネ機能の強化など、エコフレンドリーな製品を提供しています。
環境保護に取り組む企業やCSR活動を重視する企業にとって、リコーの複合機はその理念に沿った選択肢となるため持続可能なサービスを目指す企業に特におすすめです。
迅速なサポートを求める中小企業や地方の企業
メリットでも紹介した通り、リコーは迅速なサポート対応が顧客から高く評価されています。
都市部であればどのメーカーでも同程度のサポートが受けられますが、人口の少ない地域ではスピーディな対応が難しい場合も多く、リコーの強みを感じやすいでしょう。
距離や時間の制約を受けやすい地方の企業にとっては、リコーのサポートは頼りになりますね!条件が合う場合はおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
リコーの複合機は、高機能で環境にも配慮されており、業務効率化やCSR活動を重視する企業に向いています。
また、迅速なサポートを求める地方の企業にも適しています。
ただし、正直なところ価格は他メーカーと比較すると高価な部類に当てはまるため、料金を優先する企業には不向きな場合がある点は理解しておきましょう。
コピー機・複合機の導入はMJEにおまかせ!
- コピー機・複合機のリース料金やカウンター料金をもっと安くしたい…
- 新しくコピー機・複合機を導入したいが何を選んだらいいか分からない…
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