こんにちは!IT解決コラム編集部です。
- 「メーカーが多すぎて違いがよくわからない…」
- 「見た目がスタイリッシュな複合機を置きたい!」
- 「Macにも対応した複合機ってある?」
- 「サポート体制や故障時の対応が気になる…」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?

弊社はこれまで16,000社以上の経費最適化をサポートしてきました。 その中で、デザイン性と印刷品質にこだわる企業様にはコニカミノルタ(KONICA MINOLTA)の複合機をおすすめします。
本記事では、「コニカミノルタ」の複合機の特徴や選ばれる理由をはじめ、価格帯やデザイン、印刷品質、耐久性、サポート対応、操作性、他社メーカーとの違いなどを詳しく解説します。自社に合う複合機をお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。
各メーカーの比較については、こちらをご覧ください。
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コニカミノルタの複合機・コピー機とは

コニカミノルタは、光学技術と精密機器の分野に強みを持つ「コニカ」と「ミノルタ」が2003年に経営統合して誕生したメーカーです。
コニカミノルタの複合機は、カメラメーカーとして培った画像処理技術をベースに、高精細な画質と鮮やかな発色を実現しているのが大きな特徴です。
また、スタイリッシュで洗練された本体デザインはオフィス空間にもなじみやすく、見た目にも機能にもこだわりたい企業に選ばれています。
コニカミノルタの複合機・コピー機の歴史
年代 | 出来事/革新の歩み |
---|---|
創業 | 1873年に石版・写真器材の販売店「小西本店」(後のコニカ)が、1928年に「日独写真機商店」(後のミノルタ)が創業。 |
1960年 | ミノルタが複写機一号機「ミノルタコピーマスター」(湿式ジアゾ複写機)を発表。 |
1971年 | コニカが普通紙複写機「U-BIX(ユービックス)480」を発売。生産が追い付かないほど大ヒット製品に。 |
1990年 | ミノルタが初のデジタルフルカラー複写機「CF70(愛称LIMOS70)」を発売。電子写真学会から技術賞を受賞。 |
2003年 | コニカとミノルタが経営統合し、コニカミノルタが誕生。 |
2004年 | 新商品ブランド「bizhub(ビズハブ)」を発表。一号機「bizhub C350」は、バックオーダーが1年近くになるほどの人気機種に。翌年発売した「bizhub C450」も好評で、米国で販売台数を伸ばす。 |
2007年 | 高生産性・高画質・革新的デザインを備えた「bizhub C550」が大ヒット。市場でのカラー化比率は大幅に増加、2007年度には最高益を達成。 |
現在 | 欧州を中心とした約40カ国のA3カラー複合機市場において、2023年時点で1位または2位のシェアを獲得。デジタル複合機とITサービスとの組み合わせにより、オフィス環境の課題解決や最適化に取り組む。 |
富士フイルムビジネスイノベーションと合弁会社を設立
2025年1月に、コニカミノルタは富士フイルムBIと合弁会社「グローバルプロキュアメントパートナーズ株式会社」を設立しました。業界大手同士の協業として、オフィス機器業界内外から大きな注目を集めています。

リコーと東芝テックも、複合機の開発や生産部門を統合した合弁会社「エトリア株式会社」を発足し、複合機業界では再編の動きが加速しています。
コニカミノルタの複合機・コピー機のメリット

コニカミノルタの複合機には、さまざまなメリットがあります。
以下では詳しく解説します。
多くのデザイン賞受賞!360度全方位に配慮したボディ

コニカミノルタの複合機と言えば、ブラック&ホワイトのスタイリッシュなボディが特徴です。
2007年にこのカラーリングで初めて発売されたときには、それまでの“オフィス機器は白色”という既成概念を超え、高く評価されました。
発売以降、グッドデザイン賞をはじめ、世界的に権威のあるRed Dot Design Awardなどさまざまなデザイン賞を多数受賞しています。
オフィスのどこにでも置けるよう背面デザインもブラックボディ処理を施した美しいデザインになっているので、オフィスインテリアにこだわっている企業におすすめです。
色の再現性に優れ、Adobe製品やMacとの相性も良い
コニカミノルタは、写真フィルムやカメラメーカーとしての長い歴史を持ち、その技術力が複合機にも活かされています。例えば、独自のトナー技術を採用していることで色彩の再現性に優れ、鮮やかでクリアに印刷できます。
さらに、標準搭載でPostScript※に対応しており、IllustratorやPhotoshopなどのAdobe製品やMacとの相性が良いためクリエイターからの評価も高いです。
※PostScript(ポストスクリプト)とは、Adobe社が開発したページ記述言語(PDL)の一種で、プリンターや画像処理装置などの出力機器で使用されています。

PostScript非対応の複合機で印刷した場合、画像や文字がぼやけたりすることがあります。他メーカーだとPostScript対応はオプションになっていることも多いため、標準搭載されているのは嬉しいですね。
スマホのようなシンプルな操作性
コニカミノルタの複合機は、操作性も高く評価されています。スマートフォンのようにスワイプやドラッグができるタッチパネルで直感的に操作できます。
なかには、音声ガイド機能で画面やキーの説明をしてくれる機種もあります。操作に不安を感じるユーザーでも安心して利用できる工夫がなされており、また、誤操作防止にも役立ちます。
コニカミノルタ公式YouTubeチャンネルでもタッチパネルの操作感が紹介されています。
故障時も安心のリモートサポート
コニカミノルタは保守拠点数は少ないものの、リモート管理サービスの提供により遠隔診断で故障の未然防止や迅速な対応を行っています。
また、ファームウェアの自動更新やパネル画面をお客様と共有できるサポートサービスもあります。
その他にもパーツや消耗品の状態を管理してトナーの自動配送を行うなど、ユーザー側の管理負担を軽減してくれるサポートが充実しています。

コニカミノルタの複合機は、耐久性においても高い評価を受けており、中小企業やデザイン会社にとって信頼できる選択肢となっています。
お見積りをご希望の方はお気軽にご相談ください!
コニカミノルタの複合機・コピー機のデメリット
保守拠点はやや少なめ
コニカミノルタは他の大手メーカーと比べると保守拠点数がやや少ないため、サポート対応を懸念する声もあります。
企業名 | 保守拠点数 |
---|---|
キヤノン | 約200拠点 |
富士フイルムビジネスイノベーション | 約300拠点 |
コニカミノルタ | 約150拠点 |
しかし、メリットでも挙げた通り、コニカミノルタはリモート管理サービスが充実しています。
顧客満足度に関する専門機関「J.D. パワー ジャパン」の2022年カラー複合機顧客満足度調査でも、スモールオフィス市場部門で第1位を獲得するなど、保守サービスへの評価も高いためそこまで気にしなくてもいいでしょう。

これらのデメリットを踏まえて、コニカミノルタの複合機を選ぶ際には、会社のニーズや予算に合った最適なモデルを選ぶことが大切です。見積もりをご希望の場合は、お気軽にご相談ください!
コニカミノルタの複合機・コピー機の価格とカウンター料金

コニカミノルタの複合機の価格は以下の通りです。他社製品との比較も含め、導入を検討する際の参考にしてください。
コニカミノルタ bizhubシリーズ業務用複合機の料金表
機種名 | 印刷速度 | 本体価格(税抜) | カウンター料金(参考) |
---|---|---|---|
bizhub C251 i | 25枚/分 | ⇒お問い合わせ |
モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
bizhub C361 i | 36枚/分 | ⇒お問い合わせ |
モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
bizhub C451 i | 45枚/分 | ⇒お問い合わせ |
モノクロ 1.2円~/枚 カラー 12円~/枚 |
コニカミノルタの複合機の価格設定
他社メーカーと比較すると、本体価格は中間くらい価格帯です。そのため、リース料金についても特別安くはなく平均的な価格であることが多いです。
製品名 | 印刷速度 | 標準価格(税別) |
---|---|---|
コニカミノルタ bizhub C450 iS | 45枚/分 | 2,505,000円 |
富士フイルム Apeos C4570 (Model-PFS) | 45枚/分 | 2,941,000円 |
キヤノン iR-ADV C5840F | 40枚/分 | 2,530,000円 |
リコー IM C4510 | 45枚/分 | 2,010,000円 |
シャープ BP-50C45 | 45枚/分 | 2,105,000円 |
カウンター料金はやや高め
コニカミノルタのカウンター料金は、他社と比較するとやや高めです。あくまでも参考価格ではありますが、カラー印刷が12円/枚、モノクロ印刷が1.2円/枚程度で、特にカラー印刷においてコストがかかる可能性があります。
「カウンター料金の相場や仕組み」について詳しくは以下の記事をご覧ください。
関連記事:複合機のカウンター料金とは?相場と仕組みを解説!低コストなおすすめ複合機も紹介

特に印刷量が多い企業にとっては、カウンター料金がコストに影響を与える可能性があるため、事前にしっかりと確認しておくことが重要です!
コニカミノルタのシェア率は?複合機メーカー別シェアランキング
アメリカの調査会社IDCによると複合機・コピー機の世界シェアランキングは、以下の通りです。
※国内市場シェアは公式な調査がありません。
参考:日経新聞「複合機再編、リコー危機感「安値競争に未来はない」」のデータを基に作成
出所:米国調査会社IDC 注:A3レーザー複合機・複写機の23年出荷台数シェア、四捨五入で合計が100にならない
コニカミノルタの世界シェアは、3位ということで中堅クラスに位置しており、キヤノンやリコーといったトップシェアメーカーに次ぐ存在です。
さらに、「INFO-Palette Cloud」などのクラウドサービスとの連携を強化することで、新たなビジネスチャンスを広げ、シェアの向上を目指しています。
各メーカーの特長についてはこちらの記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。
関連記事:【実はもっと安くなる】コピー機・複合機のリース料金の相場/選び方/おすすめメーカーは?
コニカミノルタの複合機が向いている企業、向いていない企業
コニカミノルタの複合機が向いている企業
- 複合機の見た目を重視している
- 画質と色の再現性にこだわりたい
コニカミノルタの複合機が向いていない企業
- とにかくコストを安く抑えたい
まとめ

本記事では、コニカミノルタの複合機について、その特徴やメリット・デメリット、そして他社メーカーとの違いを詳しく解説しました。
コニカミノルタの複合機は、価格帯や機能、サポート体制においてコストパフォーマンスが良く、特に操作性や迅速なサポートが充実している点が魅力です。
コピー機・複合機を安く導入するには
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