こんにちは。IT解決コラム編集部です!
今日はタイトル通り「あなたの会社のネットが遅い理由」についてお話ししたいと思います。
読者の方の中で今まで「仕事中にネットが遅すぎてイライラする・・・」なんてご経験をされたことはありませんでしょうか?
ネットが遅いと、仕事の効率やコミュニケーションに影響が出ますし、ストレスもたまりますよね。
実際にTwitterで検索をしてみたところ、多くの方が「会社のネットが遅い」とストレスを感じていることがわかりました。
では、なぜあなたの会社のネットが遅いのでしょうか?その原因はいくつかありますが、ここでは主なものを2つご紹介をさせていただきます!
原因1:ルーターの問題
ルーターとは、一言でお伝えしますとインターネットに接続するための機器です。
例えるなら「ネットワークにおける交通整理員さん」であり、ネットワーク中のデータ(の中にあるIPアドレス)を見て、行き先を振り分けてくれる機器のことを指します。
ルーターには、無線LANや有線LANなどの種類がありますが、どちらもネットの速度に影響します。
例えばルーターが古くなったり、故障したり設定が間違っていたりすると「ネットが遅くなる」もしくは「ネットに繋がらなくなる」ことが発生して、仕事に大きな影響を与える可能性があります。
パソコンの不具合と同じなのですが、ルーターの問題を解決するにはルーターを定期的に点検したり、最新の機種に交換したり、最適な場所に設置したりする必要があります。
原因2:回線の問題
会社の回線問題というと、どんなことが思い浮かびますでしょうか?
「インターネットが遅い」「つながらない」「通信エラーが出る」などがパッと頭に浮かぶかもしれません。
実はこれらはすべて、社内ネットワークの品質に関係しています。
社内ネットワークの品質が低下すると、仕事の効率や業務の品質にも影響を与えてしまいます。
社内ネットワークが遅い原因は大きく分けて4つありますので下記をご覧ください。
- ネットワークケーブルの規格違い
- 無線LANの電波干渉
- 配線状況の複雑さ
- IPアドレスの不具合
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ネットワークケーブルの規格違い
ネットワークケーブルの規格違いとは、インターネット回線の最大通信速度と、ネットワークケーブルの最大通信速度が合っていないことを指します。
たとえば、インターネット回線が1Gbps(ギガビット毎秒)であっても、ネットワークケーブルが100Mbps(メガビット毎秒)だったら、本来の速度を出せません。
このように、ネットワークケーブルの規格が低いと、社内ネットワークが遅くなってしまいます。
この場合の対策は、インターネット回線に合った規格のネットワークケーブルに買い替えることが必要ですので一度調査をしてみると良いでしょう。
無線LANの電波干渉
無線LANの電波干渉とは、異なる無線LANネットワークどうしが干渉したり、近くにある他の電子機器や家電製品などが発する電波が、無線LANの電波と干渉してしまうことを指します。
たとえば、無線LANで2.4GHzの周波数帯を使っている場合、同じ周波数帯を使う電子レンジやコードレス電話などがあると、無線LANの電波が弱くなったり切れたりする可能性があります。
このように無線LANの電波干渉があると社内ネットワークが遅くなってしまいます。
具体的な対策方法として無線LAN機器と他の電子機器や家電製品をできるだけ離すことや、無線LAN機器のチャンネルを変更することが必要になります。
配線状況の複雑さ
配線状況の複雑さとは、社内ネットワークの構成が複雑になっていることを指します。
たとえば、ルーターやハブなどのネットワーク機器が多く接続されていたり、同じ場所に複数のケーブルがあったりすると、パケットの経路が増えたり衝突したりする可能性があります。
このように、配線状況が複雑になると社内ネットワークが遅くなってしまうので不要なネットワーク機器やケーブルを取り除くことや、配線を整理する対策が必要です。
IPアドレスの不具合
IPアドレスの不具合とは、社内ネットワークに接続されている機器のIPアドレスに問題があることを指します。
そもそも「IPアドレスとは?」
一言でいうと、インターネットの世界での住所に相当する情報が「IPアドレス」です。
インターネット通信において、送信先を特定するときに使う情報で、「198.51.100.10」のような形式で表されています。
このように、IPアドレスの不具合があると、社内ネットワークが遅くなってしまいます。この場合の対策は、IPアドレスの重複や誤りを確認して修正することが必要です。
ここまでネットが遅くなる原因についてご紹介しましたが、多くの方が「?」となったかもしれません。
ネットワーク機器は、設定や運用で高度な知識が必要なほか、何より保守に多くの工数がかかるため、情報システム担当者が不足している企業様では対応しきれないというケースも多く聞きます。
実際に中小企業の多くが情シスが1人だけ、もしくは二人体制ということも多いです。
そんな時こそネットを安定化させる「Tbridge」がおすすめ
「Tbridge」は、端的にお伝えしますと「チエル株式会社」という会社が提供をする、ネットワークの通信を自動的に安定化するツールです。
高度な設定が不要で、LANケーブルをつなぐだけで自動的に会社のネットの渋滞を防止することができたり、面倒な手続や専門知識、運用の手間が必要ないので弊社でも非常に重宝をしています。
実際に弊社で検証した結果もありますので、以下の記事もご参照ください。
とくに無線LAN環境で回線の渋滞が起きやすい
こちらの原因は下記の2点が挙げられます。
理由1.通信量の予測が難しい
有線LANの場合は、LANケーブルごとに利用ユーザーが決まっており、通信量をある程度想定できるため、ネットワーク機器を適切に配置することで通信の集中を回避できます。
一方で、無線LAN(Wi-Fi)の場合は、不特定多数のユーザーがアクセスするため、時間帯によって通信量にばらつきがあり予測が難しく、一時的に通信量が超過する可能性が高くなります。
理由2.パケットロスが発生しやすい
無線LAN(Wi-Fi)の場合、障害物やアクセスポイントとの距離等によって、通信データが適切に受信されず途中で消失する「パケットロス」という現象が発生しやすくなります。
一般的にWEBサイトの閲覧などで使われる「TCP」という通信規格では、パケットロスが発生するとデータが適切に受信されるまでサーバからデータを再送し続けるという特性があるため、再送データで回線が混雑し通信速度が低下することがあります。
以上の理由から、スタッフや利用者が無線LAN(Wi-Fi)を使うことが多い施設では、とくにネット回線の渋滞対策(輻輳対策)をすることが重要となります。
輻輳について詳しく解説した記事「オフィスのWi-Fiが遅い原因「輻輳(ふくそう)」のメカニズムと解決法」がありますので併せてご覧ください。
「Tbridge」は通信データを一時保存し、パケットロスが発生した際にサーバを介さず即座に端末側へ再送データを提供するため、再送データによる回線の混雑を防ぐことができるので「混雑することがほぼ無い」に等しいです。
Tbridge(ティーブリッジ)のご紹介
「Tbridge」は、無線LANの状況を「把握→改善→安定化」するサイクルを自動的に繰り返すことで、「速度が遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を解決し、安定的な無線LANの運用管理を可能にする無線LAN最適化ソリューションです。
機能① 無線LANの問題を可視化
「Tbridge」は、無線LANの状況をリアルタイムで数値化・グラフ化するため、現在ネットワーク内でどのような問題が発生しているかを瞬時に把握することができます。
機能② 独自アルゴリズムでデータ転送を高速化
「Tbridge」は、無線通信に特化した独自のTCPアルゴリズムにより、通信データ(パケット)の送信量自体を自動でコントロールし、ネットワーク輻輳を回避することができます。
これにより、パケットロス、再転送、遅延を改善し、最大約350%アップのデータ転送速度を実現します。
機能③ トラフィック制御
「Tbridge」は、データ通信を自動調整することにより、容量の大きなデータ通信を行う端末による帯域幅の独占を防止し、安定した通信トラフィックを実現します。
以上の3つの機能で、Tbridgeはこれまでになかったアプローチでネットワーク輻輳の根本的な問題解決に貢献します。
また、「Tbridge」はルーターとスイッチングハブ・アクセスポイントの間に接続するだけで利用でき、ネットワーク構成の変更が不要なので、スピーディに導入することができます。
Tbridgeは2024年でリリース10周年を迎えました
オフィスでの効果も十分に発揮しますが、学校などの教育機関でも大きくサポートをしてくれます。
1人1台環境に対応した校内LANを実現し、授業運営を円滑にすることから、学校や自治体などのユーザーにも評価されており、これまでの累計出荷台数は2000台以上、国内の約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2000校)で利用されています。
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株式会社MJE
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