【2024年11月版】ラーメン屋向け新紙幣対応券売機の完全ガイド【補助金は使える?】

【2024年10月版】ラーメン屋向け新紙幣対応券売機の完全ガイド【補助金は使える?】 その他

こんにちは。IT解決コラム編集部です。

日本銀行は「2024年7月3日に新紙幣の発行を開始する」と発表しました。紙幣の刷新は2004年以来20年ぶりで、本記事をご紹介している現時点で発行完了となりました。

特にラーメン店は券売機を利用して会計を自動化していることが多い業種です。新紙幣対応券売機の導入を検討し、以下のように悩まれている方も多いのではないでしょうか?

  • 新紙幣対応券売機への買い替え費用をできるだけ抑えたい
  • ラーメン屋を経営しているが券売機導入に補助金や助成金は利用できるか
  • 買い替えのタイミングでキャッシュレス決済対応も同時にするべきか
  • ニュースで「100万円以上券売機の買い替えに費用がかかる」と聞いたけど本当?安いところを知りたい

SNSで調査したところ、既に券売機の買い替えが済んでいるお店もありましたが、買い替えコストを懸念する投稿も多く見受けられました。

そこで今回は、ラーメン屋のオーナー様向けに補助金も使える新紙幣対応券売機についてご紹介いたします。

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「ワークプレイスをより良くすることで企業の成長に貢献する」をミッションとして、複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウをもとに、事業を加速させる最善策についてご紹介します。

  1. なぜ新紙幣になるのか?
    1. 偽造防止手段
    2. ユニバーサルデザインの採用
  2. ラーメン屋の新札対応券売機は「IT導入補助金」が活用可能
    1. IT導入補助金の活用方法
    2. インボイス枠(対応類型)の概要
    3. 2023年度からの変更点まとめ
    4. どんな企業・組織が補助金を受けられるのか?IT導入補助金の補助事業対象者
    5. IT導入補助金の対象外となる事業者
    6. 申請すれば全員もらえるの?
    7. 補助金申請を検討している場合は、お早めにご相談を!
    8. お問い合わせ先
  3. そのほかの補助金も拡充
    1. 「中小企業省力化投資補助金」も利用可能に
    2. 東京や愛知など自治体の補助制度もスタート
  4. 新紙幣・新札導入に関する人々の声は?
  5. もし新紙幣対応の券売機に買い替えしなかった場合どうなる?
    1. 営業停止や機会損失
    2. 顧客離れにつながるリスクも
  6. キャッシュレス決済で、お店とお客様の双方の利便性が向上
    1. 新紙幣発行のタイミングでキャッシュレス決済対応のお店が増える?
    2. QRコード決済(キャッシュレス決済)は想像以上に普及している
    3. コロナ明け+円安効果によるインバウンド需要
    4. 早速新紙幣対応のタッチパネル式券売機を導入したラーメン屋も複数あり
  7. 当社取り扱いの新紙幣対応券売機を導入したユーザーの声
    1. 率直に言うと「便利でしかない」私にとって、無くてはならない存在です。
    2. キャッシュレスの需要が思っていた以上にありました!新メニューの管理も簡単です。
    3. お客様が注文から会計までをやってくれるのでとても助かります。
  8. まとめ
    1. 新紙幣対応のためのセルフレジや券売機に関するご相談を無料で承っております

なぜ新紙幣になるのか?

そもそもなぜ新紙幣になるのか?

まず、新紙幣対応の券売機について話す前に、新紙幣が発行される理由を紹介します。

最も大きな理由は「偽札防止・偽造防止」と「ユニバーサルデザイン」です。新しい紙幣に搭載される偽造防止技術とユニバーサルデザインを以下に紹介します。

偽造防止手段

パソコンやプリンターの高性能化により、精巧な偽札が大量に発行される問題が生じています。警察庁の発表によると、令和元年からの3年間で毎年2,000枚以上の偽一万円札が発見されています。

世界の通貨と比較しても、日本の旧紙幣の偽造防止技術は十分に高度ですが、さらに偽造を困難にするため、より高度な技術が採用される予定です。

偽造防止手段①:3Dホログラムを採用

新紙幣は、傾けると肖像が立体的に動いて見える3Dホログラム技術が採用されます。この技術の銀行券への採用は世界初です。詳しくはこちらの動画をご覧ください。

広報官室国立印刷局「3Dホログラム(一万円)」

偽造防止手段②:高精細すき入れ(すかし)を採用

「すき入れ」とは、紙の厚さを変えることで模様や文字を表現する技術です。

新紙幣のデザインには、現行のすき入れに加えて、新たに高精細なすき入れ模様が採用されています。肖像の周囲に、緻密な画線で構成した連続模様が施されています。

ユニバーサルデザインの採用

年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが使いやすいように、ユニバーサルデザインが採用されています。
新紙幣のユニバーサルデザインの特徴は以下の通りです。

  • 指で触って券種を識別できるマーク
  • 額面数字(アラビア数字)の大型化
  • ホログラム・すき入れの形・配置

ここまでの説明で、「新紙幣についてはある程度理解できたが、新しい券売機へ買い替える予算が心配…」と考えるオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなとき、「補助金」の活用によって費用の負担を軽減できます

ラーメン屋の新札対応券売機は「IT導入補助金」が活用可能

ラーメン屋の新札対応券売機は「IT導入補助金」が活用可能

円安の進行や原材料の高騰などで経営が厳しくなる中、新紙幣に対応した券売機への改修・更新費用が増えるのは大きな痛手です。

しかし、ラーメン店のような小規模事業者は、IT導入補助金を利用することで導入にかかる経費の一部を補助金でカバーできる可能性があります。これは、経営者にとって大きな助けとなるでしょう。

「新紙幣対応の券売機を実際に使ってみた」レビューをしておりますのでぜひご覧ください。

IT導入補助金の活用方法

IT導入補助金2024のスケジュール

IT導入補助金は、経営課題を解決するためのITツール導入を支援する補助金で、法人・個人問わず中小企業・小規模事業者が対象です。

インボイス枠(対応類型)の概要

新紙幣対応の券売機導入は、IT導入補助金の「インボイス枠(インボイス対応類型)」で申請できます。この補助金を利用することで、導入にかかる経費の一部を補助金でカバーでき、効率的な運用が可能になります。

以前の「デジタル化基盤導入枠」は撤廃され、2024年度から「インボイス枠」が新設されました。

インボイス枠(対応類型)の上限・下限額と補助率

インボイス枠は、2023年10月に施行されたインボイス制度を受けて新設されました。

この枠は、企業がインボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し、労働生産性の向上を支援します。

インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフトの補助額・補助率

類型インボイス対応類型
補助額下限なし~50万円以下50万円超~350万円以下
補助率中小企業:3/4以内、小規模事業者:4/5以内2/3以内
※補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3

対象ソフトウェアは、「インボイス制度に対応していること」と「会計・受発注・決済のうち1機能以上を有すること(補助額50万円超の場合は2機能以上を有すること)」が要件です。2023年度では補助対象だったECサイト制作は、2024年度では対象外となりました。

また、レジや券売機などのハードウェアのみの申請はできず、決済ソフトなどのソフトウェアの導入が必須です。具体的な補助額については、「補助金シミュレーター」を利用して簡単に計算できます。

詳しい交付規定や公募要領については、公式HPの「インボイス枠(インボイス対応類型)」ページから資料をダウンロードしてご確認ください。

2023年度からの変更点まとめ

  • デジタル化基盤導入枠が廃止され、インボイス枠が新設
  • ECサイトの制作がIT導入補助金の対象外になった
  • 通常枠のA類型・B類型という名称が廃止された
  • これまで小規模事業者が対象だったが、インボイス枠の「電子取引類型」では大企業もIT導入補助金の利用が可能になった

これらの変更により、補助金の利用条件や対象が大きく変わっています。最新情報を確認し、適切に対応しましょう。

どんな企業・組織が補助金を受けられるのか?IT導入補助金の補助事業対象者

資本金または常勤の従業員数が規程以下の中小企業者等が対象となります。
※企業組合、協業組合等の組合関連、医療法人、社会福祉法人及び特定非営利活動法人を含みます。

ただし、インボイス枠の「電子取引類型」では中小企業だけでなく、大企業なども対象になります。

中小企業(飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)

業種資本金
従業員数
製造業・建設業・運輸業3億円300人
卸売業1億円100人
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く)5千万円100人
小売業5千万円50人
ゴム製品製造業(自動車または航空機用タイヤおよびチューブ製造業ならびに工業用ベルト製造業を除く)3億円900人
ソフトウェア業・情報サービス業3億円300人
旅館業5千万円200人
その他業種(上記以外)3億円300人
IT導入補助金2024 補助対象者

小規模事業者

業種・組織形態従業員数
商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)5人以下
サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下
製造業その他20人以下

※ インボイス枠(電子取引類型)では、中小企業・小規模事業者のみなさまと受発注の取引を行っている事業者(大企業含む)も対象です。
※ 業種分類⑨~⑮に規定する組織形態の者について、小規模事業者に該当しないものとします。
※ 従業員数は常勤の人数です。

このほか、医療法人・社会福祉法人・学校法人は従業員数が300人以下であれば対象になります。一般財団法人や一般社団法人も、上記の業種別の従業員規模以下であれば対象です。

参考:IT導入補助金2024「IT導入補助金とは」

過去のIT導入補助金において、申請を受け付けた主な組織形態

株式会社 有限会社 合同会社 合名会社 合資会社 特定非営利活動法人(NPO 法人) 企業組合 協業組合 事業協同組合 協同組合連合会 商工組合 商店街振興組合 商店街振興組合連合会 生活衛生同業組合 生活衛生同業小組合 一般社団法人 一般財団法人 学校法人 公益社団法人 公益財団法人 農事組合法人 労働組合 農業協同組合 農業協同組合連合会 漁業協同組合 漁業協同組合連合会 森林組合 森林組合連合会 商工会 商工会連合会 商工会議所 都道府県職業能力開発協会 土地改良事業団連合会 等(順不同)

出典:「IT導入補助金2024 公募要項 インボイス枠(インボイス対応類型)

IT導入補助金の対象外となる事業者

以下のような事業者はIT導入補助金を利用できない可能性がありますのでご注意ください。

(1)大企業のグループ企業や、課税所得額が大きい企業
※具体的には以下の要件のいずれかに合致する企業

  1. 発行済株式の総数又は出資価格の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有している中小企業・小規模事業者等
  2. 発行済株式の総数又は出資価格の総額の3分の2以上を大企業が所有している中小企業・小規模事業者等
  3. 大企業の役員又は職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている中小企業・小規模事業者等
  4. 発行済株式の総数又は出資価格の総額を1.~3. に該当する中小企業・小規模事業者等が所有している中小企業・小規模事業者等
  5. 1.~3.に該当する中小企業・小規模事業者等の役員又は職員を兼ねている者が役員総数の全てを占めている中小企業・小規模事業者等
  6. 確定している(申告済みの)直近過去3年分の各年又は各事業年度の課税所得の年平均額が15億円を超える中小企業・小規模事業者等

(2)IT導入支援事業者
(3)経済産業省又は中小機構から補助金等指定停止措置または指名停止措置が講じられている事業者
(4)風俗営業事業者
(5)過去1年において、労働関係法令違反により送検処分を受けている事業者
(6)反社会的勢力
(7)宗教法人
(8)法人格のない任意団体(例:同窓会・PTA・サークル等)
(9)他の補助金等において不正行為等を行った事業者
(10)その他、IT導入補助金の目的・趣旨から適切でないと経済産業省及び中小機構並びにIT導入補助金事務局が判断する者

参考:IT導入補助金2024 公募要項 インボイス枠(インボイス対応類型)

過去に、2022及び2023の通常枠(A・B類型)及びデジタル化基盤導入枠(複数社連携IT導入類型)
で交付決定を受けた事業者は、交付決定日から12か月以内はIT導入補助金2024に申請できません。

「2024年版IT導入補助金」について以下の記事で詳しく解説しておりますのでぜひご覧ください。

インボイス枠(インボイス対応類型)のスケジュール

取引関係における発注者がインボイス制度対応のITツール(受発注ソフト)を導入し、当該取引関係における受注者である中小企業・小規模事業者等に無償でアカウントを供与する場合、その導入費用の一部が支援されます。

締め切り日交付決定日事業実施期間
1次締切分2024年3月15日 (金)17:002024年4月24日 (水)交付決定~2024年10月31日 (木)17:00
2次締切分2024年3月29日 (金)17:002024年5月8日 (水)交付決定~2024年10月31日 (木)17:00
3次締切分2024年4月15日 (月)17:002024年5月27日 (月)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
4次締切分 2024年4月30日 (火)17:002024年6月6日 (木)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
5次締切分 2024年5月20日 (月)17:002024年6月26日 (金)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
6次締切分 2024年6月3日 (月)17:002024年7月8日 (月) 交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
7次締切分 2024年6月19日 (水)17:00024年7月29日 (月)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
8次締切分 2024年7月3日 (水)17:002024年8月8日 (木)交付決定~2024年11月29日 (金)17:00
9次締切分 2024年7月19日 (金) 17:002024年8月30日 (金) 交付決定~2024年11月29日 (金) 17:00

出典:IT導入補助金2024 「事業スケジュール

申請すれば全員もらえるの?

IT導入補助金は、申請すれば必ず受給できるものではありません。申請者が作成した「事業計画書」をもとに採択審査が行われ、審査に通過した場合にのみ補助金を受けられます。

また、補助対象となる券売機を選定する必要があります。

補助金申請を検討している場合は、お早めにご相談を!

券売機の導入だけなら最短で1カ月前でも間に合う可能性がありますが、キャッシュレス決済の加盟店審査や補助金申請には時間がかかります。

ほとんどの補助金には申請期限が設定されているため、早めにご相談ください。実際、新札発行1カ月前に焦っている飲食店も見受けられました。

当社では、券売機に関するご相談を無料で承っております。最大350万円の補助金を活用してお得に導入できる券売機のご紹介や、無料の補助金申請サポートも行っております。少しでも気になった方やご質問のある方は、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

株式会社MJE
電話番号: 0120-923-685
受付時間: 平日10:00~18:00 (土・日・祝、当社休業日を除く)
「タッチパネル式券売機のサイトを見た」とお伝えください。

そのほかの補助金も拡充

「中小企業省力化投資補助金」も利用可能に

そのほかにも「中小企業省力化投資補助金」の第1回公募が2024年2月9日(金)18:00~募集開始されています。中小企業省力化投資補助金は、令和5年度補正予算で閣議決定した補助金です。

令和5年度補正予算では「中小企業省力化投資補助事業」に1,000億円の予算が盛り込まれ、さらに既存の補助金が一括で活用される可能性もあり、非常に大きな予算規模での補助金となります。

第1回公募の採択率は高くなる傾向

第1回公募の場合は採択率は例年70~80%と非常に高く、予算消化につれて採択率は低下する傾向があるため、お早めに申請することをおすすめします。

詳しくは「中小企業省力化投資補助金」の事務局HPをご覧ください。

東京や愛知など自治体の補助制度もスタート

新紙幣対応への更新を後押ししようと、補助金を交付する自治体も出てきています。

例えば、東京都葛飾区は改修・更新にかかる費用の半額を上限30万円まで補助する方針を2024年2月に打ち出しました。新年度予算案に6,600万円を計上しています。このような取り組みは、葛飾区が都内で初とされています。

参考:葛飾区「令和6年度予算編成にあたってのポイント」p.27

ほかにも全国では、愛知県大口町が町内の中小企業者に補助金(補助対象経費の2分の1・上限50万円)を交付しています。補助金の交付は1事業者につき1回限りとなっております。

参考:J-Net21「券売機の改修・更新など新紙幣対応に最大50万円:愛知県大口町」

小規模な店舗がどこまで新紙幣に対応するかは未知数

2024年5月26日では、大阪のラーメン店の嘆きを特集したニュースもまとめられていました。券売機は約10万円をかけ新紙幣に対応させたとのこと。しかし、約20万円かかる両替機は更新できていないとのことでした。

上記のような飲食店を助けるために自治体の補助制度もありますので、ぜひお住まいの地域でもご確認ください。

新紙幣・新札導入に関する人々の声は?

X(旧Twitter)でお調べしてみると多くのネガティブな声が見受けられましたのでご紹介をします。

ご覧の通り、かなりネガティブな意見が上がっているのが事実です。しかしながらこれらを解決するためにあるのが「補助金」です。

まだなかなかセルフレジや券売機の買い替えに補助金の活用ができることがあまりに世の中に浸透していない様子であることが見受けられます。

新札対応をせず、券売機を撤去して手書きで伝票を書いて注文を聞くお店も特集されていました。

弊社ではできるだけ飲食店をサポートするために、補助金を利用したタッチパネル式券売機・セルフレジのご相談を承っております。お気軽にお問合せください。

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もし新紙幣対応の券売機に買い替えしなかった場合どうなる?

もし新紙幣対応の券売機に買い替えしなかった場合どうなる?

営業停止や機会損失

券売機や自動釣銭機、セルフレジの新紙幣対応が遅れると、機械がエラーを起こすことや、最悪の場合は故障の原因となることがあります。

故障やエラーへの対応には時間とコストがかかり、店舗の運用を一時停止せざるを得ないこともあります。営業停止は店舗にとって大きな損失を生むため、新札対応が遅れないよう注意が必要です。

顧客離れにつながるリスクも

新紙幣が使用できないと、顧客離れにつながる可能性があります。近年、顧客ロイヤリティを形成するために「利便性」の重要性が増しています。「お店都合で新紙幣が使えなかった」となると、顧客に悪い印象を与えかねません。

筆者も駅で切符を買う際に3台の券売機のうち1台しか新500円玉に対応しておらず、手持ちに新500円玉しかなくて面倒な思いをしたことがあります。鉄道の場合は別の手段を選べないため、すべての券売機を新硬貨・新紙幣に対応してほしいと感じました。

既存の顧客を維持しながら新たな顧客を獲得するためにも、早めに新札の対応を進めることをおすすめします。

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キャッシュレス決済で、お店とお客様の双方の利便性が向上

キャッシュレス決済で、お店とお客様の双方の利便性が向上

キャッシュレスに対応した券売機・セルフレジを導入することで、お店とお客様の双方にとってメリットがあり、Win-Winな関係が生まれやすくなるでしょう。

以下に、お店とお客様それぞれの主なメリットをご紹介します。

お店側のメリット

  • お店の売り上げをリアルタイムで確認できる
  • Excelなどアナログで売上管理をする必要がなくなり、管理を簡易化できる
  • 売上データを日別・曜日別・商品別などで分析できる
  • 「freee」や「クラウド会計」などの会計ソフトと連携することで、確定申告時の負担も大幅に減少
  • クレジットカード決済やQR決済を利用したい顧客を逃さず獲得できる

お客様側のメリット

  • 現金を持ち歩かなくて良い
  • 現金に直接触れる機会が減るため衛生的
  • 支払い額に応じてポイントが獲得できる

実際にキャッシュレス対応をしていないラーメン屋に対して不満に思われているユーザーもいることが見受けられました。

新紙幣発行のタイミングでキャッシュレス決済対応のお店が増える?

Xで調べてみると、「新紙幣発行をきっかけにキャッシュレス決済対応の店舗が増える」と予想する投稿や、キャッシュレス対応を期待する投稿が見受けられました。

今後、ラーメン屋も「キャッシュレスが当たり前の時代」が来ると予想

有名ラーメン店「春木屋」も2024年8月1日より完全キャッシュレス決済のみになります。新札発行が注目されていますが、現金を持ち歩かない人が増えていることから、キャッシュレス化は今後さらに進展すると予想されます。

筆者の実感としても、最近では現金を使用する機会が減っていると感じます。経済産業省は2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度にするという目標を掲げていることから、ラーメン店も「キャッシュレスが当たり前の時代」が来ると予想しています。

2024年4月23日にはNHKで「新紙幣発行を機に完全キャッシュレスに切り替えたラーメン屋」が特集され、ますますキャッシュレス決済のみ対応の飲食店が増えてくることが考えられます。

参考記事:7月新紙幣発行 キャッシュレス決済“だけ”に切り替えの動きも

QRコード決済(キャッシュレス決済)は想像以上に普及している

2024年5月15日12:15頃、PayPayが「予期せぬアクセス集中」によりシステム障害が発生しました。ランチの時間ということもあり、混乱が生じ、テレビのニュースでも取り上げられるほど話題となりました。

これほど日本でも「PayPay」などのキャッシュレス決済が普及しており、日常生活に溶け込んでいることがわかります。

コロナ明け+円安効果によるインバウンド需要

コロナが第5類に移行し、円安効果によって外国人観光客の姿も頻繁に目にするようになりました。

インバウンド客を迎えるためには、キャッシュレス対応に加えて多言語対応(日本語、英語、中国語、韓国語)のメニュー表示が必要です。

今回ご紹介したタッチパネル式券売機は、多言語対応メニュー表示機能も搭載しているため、安心してお問い合わせください。

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早速新紙幣対応のタッチパネル式券売機を導入したラーメン屋も複数あり

これらのことから最新の券売機・セルフレジを導入すれば、業界・業種関係なく新紙幣対応、キャッシュレス対応、多言語対応の3つに対応でき、幅広い客層にアプローチができます。

乗り遅れないためにも、新紙幣への切り替えのタイミングに合わせて最新の券売機・セルフレジに乗り換えるのも1つの手です。

当社取り扱いの新紙幣対応券売機を導入したユーザーの声

実際の導入事例をご紹介

券売機・セルフレジを実際に導入いただいたお店の声をご紹介します。

率直に言うと「便利でしかない」私にとって、無くてはならない存在です。

店舗のオープンに合わせて(従来の)券売機も検討しましたが、インボイスなどの今後のことも考えてセルフレジの導入を決めました。実際に導入してみて、営業前に私がやることはお釣り金の準備をすることとレジの開局作業をするだけで、あとは注文も会計もお客様がやってくださいます。一人で営業している私にとって、注文や会計をする時間はないのでとても助かります。セルフレジを導入して正解でした!

一人で営業している中で忙しくなってくると、どうしても経営的なところに手が回らなくなりがちですが、売上の管理やどの商品がいくつ売れているかなどの分析ができるのでとても便利です。それに、その分析データを携帯のアプリでさらっとで見ることもできます。売上データを自分なりにグループ分けすることができるので、見たいデータだけ見れるのもいい点ですね。

業種:ラーメン屋 課題:省人化、売上分析

キャッシュレスの需要が思っていた以上にありました!新メニューの管理も簡単です。

うちのお会計方法は圧倒的に現金が多いと思ったので、現金決済に対応できるよう自動釣銭機を導入しました。ですがオープンからしばらく経つとキャッシュレスで決済される方の多さにびっくりしてます!電子マネーやQR決済ではスピーディーに決済できますし、お釣りを準備する頻度も少なくなるのでとても助かってます!キャッシュレスは必須ですね。

売上やメニューの編集は私の弟が管理してくれています。新メニューの考案~商品化まではかなり拘っているんですが、管理画面からメニューの登録や画像の設定などが一括して行えるのでとても便利です。また、リアルタイムでの売上確認機能がPCとモバイルで確認できるのも素晴らしいですね。

業種:定食屋  課題:キャッシュレス、メニュー管理

お客様が注文から会計までをやってくれるのでとても助かります。

ランチタイムは多くのお客様に来店していただくので忙しくなり、どうしても人手が足りなくなります。スタッフを雇ったりもしてますが、どうにかできないかと考えていたときに、このセルフレジを見つけました。注文から会計までを全てお客様自身でやっていただけるので、より美味しい料理の提供に集中できますし、お金の管理までしてくれるので締め作業もかなり楽になりました。お金を触らないので衛生的にもいいですね。

最初は不安でしたが、導入時や設置時に営業や設置の方に細かい点まで説明いただき、安心して導入できました。設置後は飲食店の営業時間に合わせたサポート対応時間なので、営業中のちょっとした使い方の問い合わせや、トラブルも対応していただけるので助かってます。朝から晩まで問い合わせできるのは安心感がありますね。

業種:ステーキハウス 課題:客単価、オペレーション効率化

まとめ

ラーメン屋向け新紙幣対応券売機の完全ガイド

いかがでしたでしょうか?本日は、ラーメン屋を経営されているオーナー様向けに新紙幣対応券売機についてご紹介させていただきました。

改めてお伝えすると以下の通りです。

  • 補助金を利用して既存のシステムを修理して対応
  • 補助金を利用して新しいシステムを導入
  • 今まで現金主義だったラーメン屋も完全キャッシュレス対応に移行

新紙幣発行の直前直後には注文が急増する可能性があります。この記事を執筆している2024年春の時点では、発行まであと半年を切りました。早めの導入が、お客様の取りこぼしを防ぐために重要です。

先ほどご紹介した「IT導入補助金」も利用できますので、目的や予算に合わせて適切な方法で対応しましょう。

新紙幣対応のためのセルフレジや券売機に関するご相談を無料で承っております

株式会社MJEでは、セルフレジや券売機に関するご相談を無料で承っております。店舗の規模やご状況に合わせた最適なご提案を業界最安値で提供いたします。

全国対応しておりますので、ご興味のあるご担当者やご質問のあるご担当者はお気軽にお問い合わせください。

ご質問・ご相談のお電話は「0120-923-685」宛に「タッチパネル式券売機(セルフレジ)のサイトを見た」とお伝えいただくとスムーズにご案内可能です。
受付時間平日10:00~18:00 (土・日・祝、当社休業日を除く)

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