搬送・配膳ロボットはメリットだけじゃない?デメリットと解決策を解説

搬送・配膳ロボットはメリットだけじゃない?デメリットと解決策を解説 その他

こんにちは!IT解決コラム編集部です。

近年、飲食店や工場、病院など、さまざまな現場で「搬送・配膳ロボット」の導入が進んでいます。
人手不足への対応や業務の効率化を目的として、ロボットに注目する企業や施設が増えており、実際に多くの現場で作業負担の軽減や省人化といった効果が表れています。

とはいえ、導入すればそれだけでうまくいくというわけではありません。
搬送・配膳ロボットには多くのメリットがある一方で、事前に知っておきたいデメリットや注意点もあります。

この記事では、搬送・配膳ロボットのメリットとデメリットを整理したうえで、実際の活用事例や製品を選ぶ際のポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

実際にSNSでは、以下のような意見もありました。

「ロボットって本当に役に立つの?」と思われる方も多いかもしれません。現場の声や導入事例も交えて解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

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執筆者情報

株式会社MJE
IT解決コラム編集部 https://mjeinc.co.jp/

複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウを活かし、業務の効率化やコスト削減、生産性向上につながる最適なソリューションをご提案します。

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搬送・配膳ロボットを導入する3つのメリット

搬送・配膳ロボットを導入する3つのメリット

搬送・配膳ロボットの導入が広がるなか、「何がそんなに良いのか?」と気になっている方もいるかもしれません。導入を検討する際には、実際に現場でどのような効果があるのかを知っておくことが大切です。

ここでは、代表的な3つのメリットをご紹介します。

メリット1:業務効率化とスタッフの負担軽減

搬送・配膳ロボットは、大体30㎏までを一度に運ぶことができるため、スタッフの往復作業を削減し、飲食店の配膳・下膳や工場・クリニックでの運搬業務を効率化します。

これまで人の手で行っていた配膳や搬送作業をロボットが担うことで、お客様とのコミュニケーションなど、本来の業務に集中しやすい環境を作ることができます。

実際に、ファミリーレストランのガストでは、配膳ロボットを導入したことで、ハンバーググリル皿や鍋セットといった重量のある料理をスタッフが運ばずに済むようになり、体への負担が軽減されました。その結果、従来雇用が難しかった65歳以上の高齢スタッフも働きやすくなり、雇用拡大につながっています。こうしたメリットは、次の節で解説する「人手不足の解消」や「人件費の最適化」とも密接に関係しています。

参考:Bloomberg「ロボット導入で「眠れる人材」に光、人手不足対策で思わぬ波及効果

メリット2:人手不足の解消・人件費の最適化

人手不足が深刻化するなかで、配膳ロボットはスタッフの負担を減らし、少人数でも店舗運営を回しやすくする役割を果たします。例えばピークタイムに複数台を稼働させれば、配膳や下膳に取られていた人員を接客や調理補助に回せるため、限られたスタッフ数でもサービス品質を維持できます。

また、ロボットは壊れない限り24時間365日休まず働くことができるため、シフト調整の負担が軽くなり、人件費の高騰を抑えやすくなるのも大きな利点です。

特に飲食業界では時給アップや人材確保にかかるコストが年々増加していますが、配膳ロボットの導入はそのコストを平準化し、「必要なときに必要な人材を配置する」柔軟な経営を可能にします。

メリット3:集客効果が期待できる

配膳ロボットは、単なる業務効率化だけでなく、話題性による集客効果も期待できます。自走するロボットは目を引きやすく、特にファミリー層や若年層にとっては「ちょっと行ってみたい」と思わせる魅力につながります。

近年、配膳ロボットを導入する店舗は増えてきましたが、まだ限られています。そのため導入しているだけで「新しい取り組みをしている店舗」として注目されやすく、競合との差別化につながります。

実際に子ども連れのお客様から「配膳ロボットを見に来た」「一緒に写真を撮った」といった声があがるケースも多く、SNSでの拡散によって来店のきっかけになることもあります。顧客獲得に悩む店舗にとっては、有効な集客施策のひとつとなります。

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知っておきたい!搬送・配膳ロボットの3つのデメリット

導入前に知っておきたい搬送・配膳ロボットの3つのデメリット

搬送・配膳ロボットは、業務効率化や人手不足の解消に役立つ一方で、導入後に「現場に合わなかった」「思ったほど活用できなかった」といった声も一定数あります。

後悔のない選択をするために、導入前に押さえておきたいデメリットや注意点をご紹介します。

デメリット1:導入費用が高いことが多い

搬送・配膳ロボットは1台あたり100万~300万円程度が相場とされ、複数台導入やオプション追加でさらに費用がかさむため、導入コストの高さがネックになるケースも少なくありません。

特に初めて導入を検討する企業や店舗では、「投資に見合う効果が得られるのか」「どのくらいで回収できるのか」といった不安を抱くのは自然なことです。

こうした懸念に対しては、機種の選定や導入方法を工夫することがコスト負担軽減のカギです。

近年では、「カチャカプロ」のように100万円以下で導入できる小型モデルも登場しており、小規模店舗でも導入しやすくなっています。また、自社の業務内容や規模に合わせて必要な機能だけに絞ったシンプルな機種を選べば、過剰なスペックによる無駄なコストを避けつつ効率化を実現できます。

さらに、リース・レンタル・割賦払いといった調達方法を利用することで初期負担を軽減できるほか、自治体によっては補助金制度を活用して大幅にコストを抑えられる場合もあります。

弊社では、配膳ロボットの導入に関するご相談を無料で承っています。店舗や施設の規模、ご利用状況に合わせて、最適な機種選定や導入方法をご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。

デメリット2:レイアウトの変更が必要になる場合がある

搬送・配膳ロボットは自律走行で物を運ぶため、施設内の動線確保が欠かせません
環境によっては本来の性能を発揮できないこともあるため、導入前に以下の点を確認する必要があります。

配膳ロボット導入時に発生しやすい課題

  • テーブル間の通路幅がロボットの最小通過幅(目安:55~80cm)に満たない
  • 開き戸が搬送経路を妨げる
  • 段差やスロープが多く走行に支障が出る

こうした場合には、導入前にレイアウトの見直しが必要になる場合があります。実際、配膳ロボット導入をきっかけに大幅な配置変更を行った店舗もあります。

コンパクト設計のロボットなら狭小空間にも対応可能!

近年は狭いスペースでも走行できるコンパクトタイプのロボットも登場しています。
狭い場所でも使いやすいロボットの特徴は以下の通りです。

  • 最小通過幅が狭いサイズ設計
  • LiDARセンサーや3Dカメラによる障害物の自動回避
  • 狭いエリアでも旋回可能な構造

レイアウト変更によって、スタッフの動きがスムーズになり、結果的に効率アップにつながった事例もあるため、レイアウト変更は必ずしも悪いことばかりではありません。ただし、どうしても手間はかかるため、導入する際は店舗の広さやレイアウトを考慮し、自店舗に合った配膳ロボットを選ぶことが大切です。

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デメリット3:運用やメンテナンスが負担になる場合もある

搬送・配膳ロボットは便利な一方で、操作やメンテナンスに手間を感じるケースもあります。

導入直後はスタッフが操作方法や設定に慣れるまでにどうしても時間がかかってしまい、なかなかスムーズに使いこなせないことがあります。また、バッテリーの充電やソフトウェアの更新など、日常的なメンテナンスが必要になる点も無視できません

特に、人手不足で忙しい現場では、このような作業がスタッフの負担になり、せっかくの効率化効果を打ち消してしまう恐れがあります。

選定時には操作のしやすさやサポート体制の充実度もあわせて確認しておくことが大切です。

運用負担を軽減できる便利機能としては、例えば、スマートフォンやタブレットで直感的に操作できる機能や、作業が終わったら自動で充電ドックに戻ってくれる機能などがあります。

また、初期設定や操作方法についてはメーカーや販売店がサポートしてくれる場合も多いため、導入時には積極的に活用するようにしましょう。

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搬送・配膳ロボットの活用事例

搬送・配膳ロボットは、飲食店を中心にさまざまな業種で導入が進んでいます。

実際に導入した企業での活用事例をご紹介します。

業種用途
飲食店・配膳/下膳ロボット
工場・電子部品、樹脂材料等の搬送
歯科医院・クリニック・病院・治療器具、器材の搬送
・薬品、検体の搬送
・内視鏡を洗浄室に搬送
展示会・小売店・動く広告塔、案内
オフィス・オフィス備品、書類の搬送
・ドリンク、お菓子の搬送
・床清掃

「自社で活用できるか知りたい」「この用途でも対応可能か確認したい」など、ご不明な点がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ

搬送・配膳ロボットは、業務効率化や人手不足の解消だけでなく、サービス品質や働きやすさの向上にも役立つ存在です。一方で、導入コストやレイアウト調整といった課題もあるため、自社の規模や運用環境に合わせて慎重に検討することが大切です。

配膳ロボットのメリット
スタッフの負担軽減と業務効率化、人手不足対策、人件費の最適化、さらに話題性による集客効果が期待できる。

配膳ロボットのデメリット
導入費用(100万~300万円程度)の高さ、施設レイアウト変更の必要性、操作やメンテナンス負担などが課題となりやすい。小型の配膳ロボットの検討や、リースや補助金の活用を検討するのがおすすめ!

飲食店に限らず医療・製造・オフィスなど幅広い現場で活用が進んでおり、今後さらに需要が高まっていくと考えられます。自社にとってのメリットと課題を整理し、最適なモデルを選ぶことが成功のポイントです。

搬送・配膳ロボットの導入はMJEにお任せください!

MJEでは搬送・配膳ロボットに関するご相談を無料で承っております。店舗や施設の規模・状況に合わせて、最適な機種や導入方法をご提案いたします。

弊社では全国対応しておりますので、地域を問わずご相談いただけます。興味のある方やご質問のある方はお気軽にお問い合わせください!

ご質問・ご相談のお電話は 「0120-923-685」まで!
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