Wi-Fiの通信速度を改善するQoSとは?特徴や仕組みについて解説!

Wi-Fiの通信速度を改善!QoSの特徴と仕組みについて解説ネットワーク
この記事は約7分で読めます。

こんにちは!IT解決コラム編集部です。

昨今、リモートワークの普及により、日常業務を有線LANでなくWi-Fi(無線LAN)環境で行う方が多くなり、場所を選ばないノマド的な働き方が普及しました。

普及した一方で、動画視聴、WEB会議、クラウドサービスなどの大容量のデータ通信をWi-Fi(無線LAN)で行うことで、ネットワークが混雑し通信速度が遅くなることも多くなっています。

せっかく生産性を高めるためにフリーアドレスを導入したのに、逆に業務効率が下がったという課題を抱えている企業様も多いのではないでしょうか。

それを解決するためには本日ご紹介する「QoS機能」を設定することが対策方法として挙げられます。

今回は、ネットワークの通信速度低下を防ぐ「QoS」について、その特徴や仕組みについて解説していきます。

この記事の要点
●QoSとは、通信データの優先度やデータ量をコントロールする技術
●パケットロスを抑制し、高品質な通信を維持することができるが、設定が難しい場合も
●通信を自動安定化する装置「Tbridge」なら設定がカンタンでおすすめ

無線通信改善!レンタルで導入可能!無料資料ダウンロード

QoSとは

QoS(Quality of Service)とは、ネットワーク上で伝送される通信データの優先度や伝送するデータ量をコントロールする技術のことを指します。

ネットワークで同時に大容量の通信を行うと、回線の処理能力や、ルーター、スイッチングハブ、アクセスポイントなどのネットワーク機器に処理能力以上のアクセスが集中する輻輳(ふくそう)状態となり、パケットの送信待ちによる遅延や、バッファに格納しきれないパケットが消失するパケットロスが発生し、通信速度が低下します。

その対応策として、回線やネットワーク機器を高性能なものにアップグレードして処理できる帯域幅を拡張することが考えられますが、その場合は回線利用料や機器代金などのほか、機器の入れ替えやネットワーク構築に大きな労力が必要となり、専門人材が不足している場合はおすすめできません。

そこで、QoSを活用し、ネットワーク内で処理可能な帯域幅を超えないように通信データの優先度や伝送するデータ量をコントロールすることで、限られたリソースを最大限活用して通信速度の低下を防ぎ、快適なインターネット利用ができるようになります。

関連記事:オフィスのWi-Fiが遅い原因「輻輳(ふくそう)」のメカニズムと解決法
関連記事:【調査方法あり】あなたの会社のネットが遅い原因とは?

QoSの種類

QoSには、大きく分けて「優先制御」と「帯域制御」の2つの種類があり、それぞれを組み合わせることでネットワークの利用ニーズに合ったQoS機能を設定することができます。

優先制御

優先制御とは、通信の種類に応じて優先順位を決めて、優先順位の高いデータから順に伝送する方法です。

一般的に、動画視聴やWEB会議、通話などのリアルタイム性が要求される通信の優先度を高く設定する一方で、ファイルのアップロード・ダウンロードなど遅延が許容できる通信の優先度を低く設定するケースが多いです。

帯域制御

帯域制御とは、特定の通信に対して帯域幅(同時に伝送できる通信データ量の上限)を設定することで、特定の通信が帯域を占有することを防ぐ方法です。

帯域制御の具体的な方法としては「帯域保証」「帯域制限」の2種類があり、帯域保証は帯域幅の下限値を設定するもので、帯域制限は帯域幅の上限値を設定します。

帯域制御を行う場合は、事前にどの通信を制御するかを把握する必要があり、具体的にはローカルIPアドレスなどを取得しておく必要があります。

QoSの設定方法

QoS機能はルーターやスイッチングハブなどのネットワーク機器の設定によって行うことができます。

メーカーによって様々であるため、詳細はメーカーのウェブサイトをご参照いただくのが確実ですが、Wi-Fiルーターであれば、設定画面から「QoS」と表示されたメニューから、上述のとおり優先制御、帯域制御のそれぞれのパターンに応じて設定を行う流れとなります。

ただし、一部のWi-FiルーターではQoS機能がないものがあるため、購入の際にQoS機能の有無をチェックするようにしましょう。

QoSを自動化する装置Tbridge(ティーブリッジ)のご紹介

上述のとおり、QoSにより限られたリソースの中でネットワークを最大限活用することができますが、一方でネットワーク利用者が多い場合は管理が大変という声もよく聞きます。

そのような場合におススメしたいのが、チエル株式会社の販売する「Tbridge」という製品です。

「Tbridge」は、無線LANの状況を「把握→改善→安定化」するサイクルを自動的に繰り返すことで、「速度が遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を解決し、安定的な無線LANの運用管理を可能にする無線LAN最適化ソリューションです。

上述のようにQoSを設定しなくても、自動的にデータ伝送量を制御してくれるので、複雑な設定は一切不要になります。そのほか、下記のような特長があります。

機能① 無線LANの問題を可視化

Tbridgeは、無線LANの状況をリアルタイムで数値化・グラフ化するため、現在ネットワーク内でどのような問題が発生しているかを瞬時に把握することができます。

Tbridgeの管理画面イメージ
Tbridgeの管理画面イメージ

機能② 独自アルゴリズムでデータ転送を高速化

Tbridgeは、無線通信に特化した独自のTCPアルゴリズムにより、通信データ(パケット)の送信量自体を自動でコントロールし、ネットワーク輻輳を回避することができます。

これにより、パケットロス、再転送、遅延を改善し、最大約3.5倍のデータ転送速度を実現します。

Tbridgeの効果検証データ

機能③ トラフィック制御

Tbridgeは、データ通信を自動調整することにより、容量の大きなデータ通信を行う端末による帯域幅の独占を防止し、安定した通信トラフィックを実現します。

以上の3つの機能で、Tbridgeはこれまでになかったアプローチでネットワーク輻輳の根本的な問題解決に貢献します。

また、Tbridgeはルーターとスイッチングハブ・アクセスポイントの間に接続するだけで利用でき、ネットワーク構成の変更が不要なので、スピーディに導入することができます。

この革新的な機能は特許取得済み(第6145190号)ですので、他社にはない強みがTbridgeにはあります。

Tbridgeは2024年でリリース10周年を迎えました

オフィスでの効果も十分に発揮しますが、学校などの教育機関でも大きくサポートをしてくれます。

1人1台環境に対応した校内LANを実現し、授業運営を円滑にすることから、学校や自治体などのユーザーにも評価されており、これまでの累計出荷台数は2000台以上、国内の約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2000校)で利用されています。

無線LANを自動最適化するソリューション「Tbridge」
Tbridge専用ページ「https://tbridge-mje.jp/
無線LAN(Wi-Fi)の課題を自動で解決するシステム「Tbridge」
Tbridgeは、オフィス・マンション・ホテルなどの無線LANの遅い・すぐ切れる・つながらないといった課題を自動で解決し最適化するシステムです。遅い原因を分析し、把握・改善・安定化を自動で実行することで、ハイパフォーマンス稼働をサポート致します。

気軽に試せるレンタルキャンペーンを実施中!

いまなら「Tbridge」をレンタルでお試しが可能です!

「よくわからないけど会社のネットが遅いし使ってみたい」という企業様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度お試しください!

詳しい資料ダウンロードはこちら

    お問い合わせ
    弊社のプライバシーポリシーにご同意いただくものとします。事業者様向けのフォームとなっておりますので、一般の方からのお問い合わせはご遠慮ください。

    株式会社MJE
    「ワークプレイスをより良くすることで企業の成長に貢献する」をミッションとして、複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウをもとに、事業を加速させる最善策についてご紹介します。


    過去のお役立ちトピックスはこちら

    実はほとんどコレ!オフィスのWi-Fiが遅い原因と対処法
    Wi-Fiの通信速度が遅い、WEB会議が何度も途切れる原因は主に4つあります。それぞれの原因と通信速度を改善するための方法について解説します。
    オフィスのWi-Fiが劇的に速くなる【Wi-Fi 6】とは?
    テレワークが普及する昨今、Wi-Fiの通信速度が業務効率を左右するといっても過言ではありません。Wi-Fiの最新規格である「Wi-Fi6」に対応したアクセスポイントを導入すると、さらに高速な通信環境を実現できます。今回は、「WI-Fi6」について解説していきます。
    次世代通信方式IPoEとは?速くなる理由や導入方法について徹底解説!
    WEB会議やクラウドサービスが普及する昨今、通信速度が業務効率を左右するといっても過言ではありません。次世代通信規格「IPoE」に対応した回線を導入すると、さらに高速な通信環境を実現できます。今回は、「IPoE」について解説していきます。
    社内Wi-Fiが繋がらない原因とは?【15選まとめ】
    Wifi環境を前提としたオフィス設計がされている昨今、Wi-Fiがつながらないと業務に重大な支障をきたします。万が一そのような事態が発生しても原因を特定し対処できるように、よくある5つの原因と対処法についてご紹介します。
    オフィスのネットワークを改善!通信速度の測定方法
    オフィスの通信環境をなんとかしたいけれど、何から始めればいいか分からない場合は、まずは通信速度を計測することから始めましょう。通信速度を計測する方法について解説していきます。
    オフィスのWi-Fiが遅い原因「輻輳(ふくそう)」のメカニズムと解決法
    Wi-Fiの電波が届いているのにつながらない…という悩みありませんか?それは「輻輳」が原因かもしれません。「輻輳」とはなにか?や、防止する方法について解説していきます。
    オフィスのWi-Fiを高速化!アクセスポイントの選び方
    Wi-Fiの通信速度が遅い、つながらない、というお困りごとありませんか?Wi-Fiの通信状態は、アクセスポイントの性能によっても決まります。今回は、アクセスポイントの適切な選び方について解説していきます。
    【徹底解説】オフィス向けWi-Fiルーターの選び方
    社員数が少ないからと家庭用ルーターを使っていませんか?業務用のルーターには、セキュリティ面で重要な様々な機能が備わっています。それぞれについて解説していきます。
    【ホテル・旅館向け】すぐできるWi-Fi高速化方法4選
    動画・WEB会議の普及でデータ量が急増するなかで、ホテル・旅館にとって通信環境は顧客満足度を左右する指標となっており、インフラ整備が急務となっています。そのなかで、手間をかけずにすぐWI-Fiを高速化できる方法をご紹介します。
    【貸し会議室向け】すぐできるWi-Fi高速化方法4選
    動画・WEB会議の普及でデータ量が急増するなかで、貸会議室にとって通信環境は顧客満足度を左右する指標となっており、インフラ整備が急務となっています。そのなかで、手間をかけずにすぐWI-Fiを高速化できる方法をご紹介します。

    MJE@最高のオフィスづくり
    MJE@最高のオフィスづくり

    オフィス機器やネットワークに関する情報を発信します。オフィスのあらゆる課題を解決する株式会社MJE(エム・ジェイ・イー)のコラム記事です。

    MJE@最高のオフィスづくりをフォローする

    ※ 記載されている会社名および商品名は各社の商標もしくは登録商標です。
    ※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

    資料ダウンロード
    ネットワーク
    この記事をシェアする
    MJE@最高のオフィスづくりをフォローする
    中小企業のためのIT解決コラム
    タイトルとURLをコピーしました