【素人でも出来る!】ChatGPTでプロンプトを使ったプロ並みのブログ記事を作成する方法

【素人でも出来る!】ChatGPTでプロンプトを使ったプロ並みのブログ記事を作成する方法その他
この記事は約10分で読めます。

こんにちは。IT解決コラム編集部です。

本日はタイトル通り「ChatGPTでプロ並みの書き出しを作成するコツ」をご紹介させていただきます。

いきなりですが、このようなお悩みはありませんか?

  • ChatGPTを使っているものの、いまいち求めていた回答を得られない・・・
  • 思ったより知能が微妙……
  • まだ発展途上では……?

そのように思われている方も多いと思います。

この記事では、ChatGPTの開発元であるOpenAIが推奨する質問方法「GPT best practices」(GPTベストプラクティス)に基づき、期待通りの回答を得るために重要な質問のテクニックを伝授させていただきます。

前置きはこれだけにしておいて、まずは下記のプロンプトの事例をご覧ください。

プロンプトの事例

あなたはプロのコピーライター、プロのストーリーテラーです。これから(記事のテーマ)というテーマの記事作成に関して、読み手を引き込むリード文を3つ作成します。

制約条件 に従って「お悩み型」「権威型」「ストーリー型」の3タイプのリード文を作成してください。

#制約条件

・それぞれのタイプの#構成 に従って作成してください
・#読者の悩み に沿って作成してください
・#読者の願望 に沿って作成してください
・テーブル形式で出力してください

#お悩み型の構成

・(読者の悩み)に共感し、悩んでいないですか?と質問文にする
・(読者の悩み)が解決できると言う
・この記事を読んだら(読者の願望)が実現できると言う
・悩みを解決できる理由を言う
・本文の内容を端的に伝える

#権威型の構成

・(読者の願望)や(テーマ)に沿った数字で表せる実績や資格や権威性があることを言う
・この記事を読んだら(読者の願望)が実現できると言う
・本文の内容を端的に伝える

# ストーリー型の構成

・(読者の悩み)に共感できる会話文を1文入れる
・(読者の悩み)が起きそうな状況を5W1Hで描写する
・(読者の願望)が叶いそうな状況を5W1Hで描写する
・本文の内容を端的に伝える

#読者の悩み

この記事で解決したい読者の悩みを書く《ChatGPTでも作成可能》

# 読者の願望

この記事で解決したい読者の悩みを書く《ChatGPTでも作成可能》

(記事のテーマ)の部分は書きたいテーマに書き換えてください。それ以外は基本的にそのままコピペしていただいて問題ありません。

プロンプトの事例①

✅上記の質問から実際に得られた回答

Chat GPTの回答例

了解しました。まず、読者の悩みと読者の願望を定義します。

読者の悩み:「仕事とプライベートのバランスが取れず、毎日が忙しい中での疲れが溜まっている」
読者の願望:「効率的な時間管理を身につけ、充実した日常を送る」

以下は、指定された構成に基づいて作成したリード文のテーブルです:

タイプリード文
お悩み型仕事とプライベートのバランスに悩んでいませんか?この悩みは解決できます。この記事を読むだけで、効率的な時間管理を身につけ、充実した日常を送ることができます。専門家のアドバイスに基づき、具体的なステップを紹介します。
権威型最新の研究によると、効率的な時間管理は生活の質を40%向上させることができます。この記事を読むだけで、充実した日常を手に入れることができます。実践的な方法を紹介します。
ストーリー型「最近、仕事とプライベートのバランスが取れず疲れが溜まっている…」そんな声をよく耳にします。毎日、オフィスでの長時間労働、家では家事や育児に追われる日々。しかし、効率的な時間管理を学ぶことで、週末のリフレッシュタイムを確保することができる。この記事で、その方法を詳しく紹介します。

このテーブルは、指定された構成に基づいて作成したものです。実際の記事の内容やターゲット読者に合わせて、リード文をカスタマイズすることができます。

生成された文の権威型の「数字や資格」の部分は、実際のデータとの検証が必要です。最終的には他の部分も適宜調整してください。
調整は必要ですが、リード文のベースがあれば記事執筆が楽になるのではないでしょうか?

ここで、ChatGPTのプロンプトについてまとめます。
お気づきの方も多いと思いますが、結論として、以下の点が必要です。

  1. 明確な指示を含めて質問する
  2. ChatGPTに明確な役割を与える
  3. 記号(括弧やハッシュタグ)を使用する
  4. 回答例を提供する
  5. GPT-4モデルを使用する

それぞれ深掘りをしていきます。

1.明確な指示を含めて質問する

例えば今回でいえば「制約条件」をかなり具体的に絞っています。
より具体的かつ明確であればあるほど、AIが理解しやすく求めている回答を得やすくなります。

2.ChatGPTに明確な役割を与える

今回でいえば「あなたはプロのコピーライター」「プロのストーリーテーラー」という役割を与えることで、より精度の高い回答が得られます。

あなたはプロのコピーライター、プロのストーリーテラーです。

これから(記事のテーマ)というテーマの記事作成に関して、読み手を引き込むリード文を3つ作成します。

制約条件 に従って「お悩み型」「権威型」「ストーリー型」の3タイプのリード文を作成してください。

3.記号(括弧やハッシュタグ)を使用する

単語を「」(括弧)で囲んだり、見出し部分に # (ハッシュタグ)を付けたりなど、記号を使うことでChatGPTに伝わりやすくなります。

また、箇条書きを利用することもおすすめです。実際に対人間相手にもメールを送る際、箇条書きのほうが明確で分かりやすいですよね。
「いくら技術が進化してAIが賢くなった」としても、質問力というものは非常に大事となってきます。

4.回答例を提供する

先ほどのプロンプト事例を見ると、下記のようにかなり具体的に指示をしているのが分かります。
曖昧な指示ではなく、生成してほしい内容をできるだけ「ガチガチに決めた上で」質問をするのが意図が伝わりやすくおすすめです。

#お悩み型の構成

・(読者の悩み)に共感し、悩んでいないですか?と質問文にする
・(読者の悩み)が解決できると言う
・この記事を読んだら(読者の願望)が実現できると言う
・悩みを解決できる理由を言う
・本文の内容を端的に伝える

#権威型の構成

・(読者の願望)や(テーマ)に沿った数字で表せる実績や資格や権威性があることを言う
・この記事を読んだら(読者の願望)が実現できると言う
・本文の内容を端的に伝える

5.GPT-4モデルを使用する

予算的な問題もあるかもしれませんが、GPT-4を使うことで期待する回答を得られる確率が一気に高まります。

GPT3.5とGPT4のスペックの違いは一目瞭然です。

 比較項目 GPT-3.5 GPT-4
 パラメーター数(精度)約1,750億個約100兆個(推定)
 機能・自然言語生成による文書作成・自然言語生成による文書作成
・画像入力による文章生成
・画像、音楽、動画の生成
 最大トークン数4,09632,768
 利用方法・OpenAIが提供するAPIを通じて利用
・ChatGPTで利用
・OpenAIが提供するAPIを通じて利用
・ChatGPTで利用
MicrosoftBingで搭載済み

GPT-4はGPT-3.5と比較してパラメーター数が約100兆個と桁違いに多いと推測されています。
繰り返しになりますが予算的な都合もあると思いますが、なるべくGPT-4を使用することをおすすめします。

それでは、これらを事例に「ChatGPTの内容が他の人と似てしまう」といったお悩みの方向けに、下記のような方法がありますので、実際に質問をしてみましょう。

実際にプロンプトを用いて質問してみた

実際にプロンプトを用いて質問

あなたはプロのコピーライター、プロのストーリーテラーです。これから(ChatGPTの記事作成と著作権)というテーマの記事作成に関して、読み手を引き込むためのリード文を作成します。

制約条件に従って「お悩み型」「権威型」「ストーリー型」の3タイプのリード文を作成してください。

#制約条件

・それぞれのパターンの#構成 に従って作成してください
・#読者の悩み に沿って作成してください
・#読者の願望 に沿って作成してください
・テーブル形式で出力してください

#お悩み型の構成

・(読者の悩み)に共感し、悩んでいないですか?と質問文にする
・(読者の悩み)が解決できると言う
・この記事を読んだら(読者の願望)が実現できると言う
・悩みを解決できる理由を言う
・本文の内容を端的に伝える

#権威型の構成

・(読者の願望)や(テーマ)に沿った数字で表せる実績や資格や権威性があることを言う
・この記事を読んだら(読者の願望)が実現できると言う
・本文の内容を端的に伝える

#ストーリー型の構成

・(読者の悩み)に共感できる会話文を1文入れる
・(読者の悩み)が起きそうな状況を5W1Hで描写する
・(読者の願望)が叶いそうな状況を5W1Hで描写する
・本文の内容を端的に伝える

#読者の悩み

ChatGPTが生成する文章が他人と似てしまい、自分らしさが出ない

#読者の願望

自分だけの個性的な文章をChatGPTに生成して欲しい

✅上記の質問から得られた回答

CHAT GPTの回答例

了解しました。指定された構成に基づいて、リード文を作成します。

タイプリード文
お悩み型ChatGPTが生成する文章が他人と似てしまい、自分らしさが出ないことに悩んでいませんか?この悩みは解決できます。この記事を読むだけで、自分だけの個性的な文章をChatGPTに生成する方法を学べます。最新のテクニックとカスタマイズ方法を活用して、ChatGPTをあなた専用のライターに変える方法を詳しく解説します。
権威型最新の研究によると、ChatGPTのカスタマイズに成功したユーザーは、80%以上の確率で満足度が高いと報告しています。この記事を読むだけで、自分だけの個性的な文章をChatGPTに生成する方法を学べます。効果的なカスタマイズ方法をステップバイステップで紹介します。
ストーリー型「またChatGPTが同じような文章を生成してしまった…」そんなフラストレーションを感じたことはありませんか?毎日、同じテンプレートのような文章を読むことに疲れ、自分の個性やスタイルを反映した文章を求めている。しかし、正しいカスタマイズ方法を知ることで、まるでプロのライターが書いたかのような独自の文章をChatGPTに生成させることができる。この記事で、その方法を詳しく紹介します。

このテーブルは、指定された構成に基づいて作成したものです。実際の記事の内容やターゲット読者に合わせて、リード文をカスタマイズすることができます。

上記のように、ブログの冒頭部分に「権威性」を述べて説得力を持たせつつ、悩んでいる人に対してしっかりとアプローチを仕掛けられる文章ができあがりました。

ご覧の通り、結局は「質問の仕方次第」であることが分かると思います。今回ご紹介をした質問方法はあくまで1つの事例ですので、ぜひいろいろと自分なりにカスタマイズして素敵なChatGPTライフをお送りください。

最初のアイデア出しにCanvaの「Magic Write」もおすすめ

「なんとなく分かったけどChat GPTの使い方がいまいちよく分からない・・・」という方も多いのではないでしょうか?

デザイン作成ツールでお馴染みのCanvaから登場したAI文章作成ツールであるMagic Writeの場合、UI/UX部分においてChat GPTと比較をすると初心者にも優しい仕様になっています。

まずは1番最初に書きたい内容に対して「5つ以上の単語」を並べます。

Magic Writeの使用例

今回は「パソコン/Windows11/Windows10/メリット/デメリット」を入力してみました。

Magic Writeの使用例

これで「生成」ボタンを押すとたった数秒で以下のような文章の作成が完了しました。

Magic Writeの回答例

生成スピードについてはChat GPTと比にならないほどの速度で、使っていて待ち時間がほぼ皆無でした。Chat GPTだと内容によっては待ち時間が10秒かかったりと、作業のペースを崩してしまいがちですが、AI文章作成ツールであるMagic Writeの場合はその点心配は不要です。

デザイン内のテキストボックスから簡単にMagic Writeの機能を利用することができ、難しい操作も必要ないので初心者の方にもおすすめです。

まとめ

【素人でも出来る!】ChatGPTでプロンプトを使ったプロ並みのブログ記事を作成する方法

いかがでしたでしょうか?

本日はタイトル通り「Chat GPTでプロ並みの書き出しを作成するコツ」をご紹介させていただきました。

繰り返しになりますが、下記に当てはまるような方はかなり参考になったのではないかと思います。

  • Chat GPTを使っているものの、いまいち求めていた回答を得られない・・・
  • 思ったより知能が微妙……
  • まだ発展途上では……?

今回ご紹介した手法は、ChatGPTの開発元であるOpenAIが推奨する実践的な質問方法です。

ポイントは人に説明や質問をするのと同じように、ChatGPTにも聞いてみることです。この記事で挙げたテクニックを参考にし、ChatGPTを活用していきましょう!

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