【2025年版】A3対応コピー機・複合機の選定ポイントとおすすめ機種

【プロが解説】A3対応コピー機・複合機の選定ポイントとおすすめモデル OA機器

 こんにちは!IT解決コラム編集部です。

A3対応複合機の導入を検討されている企業や店舗のご担当者様、以下のようなお悩みはありませんか?

  • A3対応の複合機が欲しいけど、種類が多すぎて何を基準に選べばいいのかわからない…
  • インクジェットとレーザーの違いがよくわからず、自社に合った選択ができるか不安…
  • 印刷スピードやコスト、設置スペースなど、何を優先すればいいのか悩んでいる…

契約書や建築図面など、A3サイズの印刷やコピーが必要な業務では、「どの機種が自社に合うのか」と迷うことも多いかもしれません。

本記事では、インクジェットとレーザーの特徴やメリットを詳しく解説し、選び方のポイントを分かりやすくお伝えします。

インクジェットとレーザー、それぞれのおすすめ機種も厳選してご紹介しています。A3対応複合機を選ぶ際の参考にぜひご覧ください。

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執筆者情報

株式会社MJE
IT解決コラム編集部 https://mjeinc.co.jp/

複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウを活かし、業務の効率化やコスト削減、生産性向上につながる最適なソリューションをご提案します。

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A3複合機の種類は、インクジェットとレーザーの2つ

A3対応複合機の種類

A3対応複合機には主に「インクジェット複合機」と「レーザー複合機」の2種類があります。
それぞれの特徴を理解しておくことで、自社の印刷量や業務内容に合ったタイプを選びやすくなります。

インクジェット複合機:写真やカラー印刷でのきれいな発色が魅力

インクジェット複合機は、液体のインクを紙に直接吹きつけて印刷するタイプの複合機です。導入コストが安く、サイズもコンパクトなので、限られたスペースでも設置しやすいのが特徴といえます。

インクジェット方式は発色がきれいで、色のグラデーションもなめらかに表現できるため、写真やカラー資料の印刷に向いています。光沢紙、コート紙、マット紙など特殊な用紙への印刷に適しており、写真や年賀状、チラシ印刷でも活用しやすいです。

一方で、水に弱く、濡れるとにじみやすいという弱点もあります。

オフィスで使う場合は、印刷頻度や機械の耐久性を考えて選ぶことが大切です。写真印刷や、簡単な資料印刷が中心の場合には、インクジェット複合機でも十分に活用できるでしょう。

レーザー複合機:大量印刷や文書印刷が多いオフィスに最適

レーザー複合機は、トナーと呼ばれる粉末状のインクを高温で定着させて印刷する方式の複合機です。

文字や図表などの細かい部分までくっきり再現でき、にじみのない仕上がりが特徴です。文書はもちろん、細部の正確さが求められる設計図などの印刷にぴったりです。

印刷スピードが速く、短時間で大量に印刷できるのも大きな強みと言えます。インクジェット方式に比べて耐久性が高く、長期間安定して使える点もメリットです。

また、1枚あたりの印刷コストが低く、ランニングコストをおさえて経済的に使えるのも魅力のひとつです。大量印刷をよく行う企業や、文字や資料の印刷が多いオフィスに特におすすめです。

弊社では、オフィスの規模や用途に合わせて最適な複合機をご提案しています。どんな複合機が自社に合うか迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください。

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A3対応複合機を選ぶ際の4つのポイント

A3対応複合機を選ぶ際の4つのポイント

A3対応複合機を選ぶ際は、自社の業務内容や利用シーンに合わせた適切なモデルを選ぶことが重要です。

自社の業務に適した機器を選ぶために確認すべきポイントを解説します。

①印刷速度を確認する

印刷速度は、仕事の効率に大きく関わる重要なポイントです。
印刷に時間がかかると、資料の準備や業務の進行が遅れてしまうこともあるため、自社の印刷量や使い方に合ったモデルを選ぶことが大切です。

たとえば、印刷速度が1分間に10枚の機種では100枚の資料を印刷するのに約10分かかります。しかし、1分間に35枚印刷できる機種なら、同じ量をわずか3分ほどで完了します。この差が積み重なると、1日の作業効率に大きく影響します。

レーザー複合機は一般的に印刷速度が速く、モデルによっては1分間に50枚以上印刷できるものもあります。大量印刷を行う企業やスピードを重視するオフィスには特におすすめです。

②耐久性を確認する

レーザー複合機の寿命は、一般的に5〜7年ほどで、およそ60万枚の印刷に対応できると言われています。

一方、インクジェットの場合は3〜5年ほどが目安で、印刷枚数は2万枚程度とされています。

複合機はとても精密な機械のため、多く使うほど内部の部品がすり減っていきます。
毎日30枚印刷する場合と2日に1回しか使わない場合では、前者のほうが早く消耗し、寿命も短くなります。

レーザー複合機とインクジェットプリンターでは耐久性が異なるため、自社の利用状況に合った機種を選ぶことが大切です。

③コストを確認する

以下に分かりやすくインクジェット複合機とレーザー複合機のコスト面での違いを比較表にまとめましたので、ご覧ください。

項目インクジェット複合機レーザー複合機
本体価格 比較的安価(家庭向けモデルが多い)高め(業務用の高機能モデルが多い)
印刷コスト(1枚あたり) 高め(インクの消費が多く、交換頻度も高い)低め(トナー1本で大量印刷が可能)
メンテナンスコスト 低め(部品交換の必要が少ない)高め(ドラムや定着ユニットの交換が必要)
消費電力低め(動作時の消費電力が少ない)高め(定着時に高温が必要なため消費電力が多い)

インクジェット複合機は本体とインクの価格が比較的安いため、導入コストを抑えたい企業におすすめです。しかし、インクの消費が早いため長期的には印刷コストが高くなる場合があります。そのため、少量の印刷や低頻度の利用を想定している場合におすすめです。

一方、レーザー複合機は本体価格やトナー代が高めですが、トナーの交換頻度が少なく、1枚あたりの印刷コストを抑えられる点が魅力です。特に、大量印刷が必要な企業におすすめです。さらに、レーザー複合機は耐久性が高いため、長期間の安定した利用が期待できます。

また、メンテナンス費用によってもランニングコストは変わります。メーカーや代理店によってサポート体制や保守サービスが異なるため、導入前に内容を確認しましょう。

④サイズと設置スペースを確認する

一般的に、A3対応複合機は、A4対応モデルよりも大きく、特にレーザータイプは感光ドラムや定着ユニットなどの部品を多く搭載しているため、大型になりやすく、設置には十分なスペースが必要です。

また、複合機の重量も考慮し、設置場所の床が耐えられるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

一方、冒頭の「インクジェット複合機」でも説明しましたが、インクジェット複合機は省スペース設計のモデルも多くあるので、小さなオフィスや限られたスペースにも置きやすいです。

スモールオフィスやスペースが限られた環境で使用する場合は、インクジェット複合機のコンパクトなモデルを選ぶことをおすすめします。

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【インクジェット】A3対応複合機おすすめ2選

インクジェット方式は、写真やグラフィックなどの色表現に強く、導入コストも比較的抑えやすいのが特徴です。

A3対応のおすすめのインクジェット複合機を2つご紹介します。

ブラザー|MFC-J7500CDW

出典:ブラザー「MFC-J7500CDW
項目 詳細
サイズ 幅576×奥行477×高さ375mm
印刷速度 カラー・モノクロともに30ページ/分
最大用紙サイズ A3
本体価格 オープン価格
⇒お問い合わせ

ブラザーのMFC-J7500CDWは、A3対応のインクジェット複合機です。2022年度にはグッドデザイン賞を受賞しており、見た目の美しさだけでなく、使い勝手の面でも高く評価されています。

1段250枚の大容量カセットを2段搭載しているため、A3、A4だけでなくB4、A5などさまざまなサイズの用紙を同時にセットできるので用紙交換の手間が省けます。

その他にも、自動両面プリント機能USBメモリーから直接プリント可能なダイレクトプリント機能インクを節約してくれるエコモードなど多彩な機能を搭載しているため、日々の業務で求められる多様なニーズにしっかり応えてくれる1台です。

エプソン|PX-M6712FT

出典:エプソン 「PX-M6712FT
項目 詳細
サイズ 使用時:幅515 × 奥行976 × 高さ521mm
収納時:幅515 × 奥行500 × 高さ350mm
印刷速度 カラー:約25ipm / モノクロ:約25ipm
最大用紙サイズ A3ノビ
本体価格 オープン価格
⇒お問い合わせ

エプソンのPX-M6712FTは、エコタンク式のA3インクジェット複合機です。

給紙容量は、用紙カセット250枚に加えて、背面のMPトレイで100枚を補える設計で、耐久枚数は20万ページと十分な耐久性を持っています。さらに、自動両面印刷やADF(自動原稿送り装置)など便利な機能も搭載。

有線LANと無線LANに対応しており、オフィスでの多様なニーズに応えるモデルのため、効率的でコストパフォーマンスに優れたインクジェット複合機を探している企業におすすめです。

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【レーザー】A3対応複合機おすすめ3選

大量の資料印刷やスピード重視の業務環境には、レーザー方式のA3対応複合機がおすすめです。

印刷品質、コスト、使い勝手のバランスに優れた、おすすめのA3対応レーザー複合機を3機種厳選しました。

シャープ|BP-20C25

【レーザー】シャープ BP-20C25
出典:シャープ 「BP-20C25
項目 詳細
サイズ 幅560mm × 奥行560mm × 高さ653mm
印刷速度 カラー・モノクロともに25枚/分
最大用紙サイズ A3ワイド(305×457mm)
本体価格 1,150,000円(税抜)
⇒お問い合わせ

シャープ BP-20C25は、幅560mm、奥行き560mm、高さ653mmというA3対応のレーザー複合機にしてはコンパクトなスタイルが特徴です。

設置場所を選ばず、フリーストップのチルトタイプ操作パネルを採用しており、ユーザーの視線に合わせて角度を調整できるため、使いやすさも抜群です。

BP-20C25は「2019年度 グッドデザイン賞」や「2020年 iFデザイン賞」を受賞しており、オフィスの雰囲気を損なうことなく、機能性と美しさを両立させています。

関連記事:【大手コンビニも導入】シャープのコピー機・複合機のメリット・デメリットは?

京セラ|TASKalfa 2460ci+

【レーザー】TASKalfa 2460ci+
出典:京セラ「カラーA3複合機 TASKalfa 2470ci+/2460ci+
項目 詳細
サイズ 幅590mm × 奥行590mm × 高さ753mm
印刷速度 A4ヨコ:24枚/分、A4タテ:17枚/分、A3:12枚/分
最大用紙サイズ A3
本体価格 1,050,000円(税抜)
⇒お問い合わせ

TASKalfa 2460ci+は、京セラの技術が詰まったA3対応のレーザー複合機です。京セラならではの長寿命設計が魅力で、長期的にみるとコストパフォーマンスが高い複合機です。

「KYOCERA Cloud Print and Scan」を標準搭載しており、クラウドサービスへのデータ保存や共有がスムーズに行えます。モバイル端末からのタッチレス操作や、オプションでIDカード認証によるセキュリティプリント機能を追加できるため、現代の多様な働き方やセキュリティニーズにも対応可能です。

関連記事:【印刷コスト激減】京セラのコピー機・複合機をおすすめする3つの理由

京セラ|TASKalfa 2554ci/3554ci

【レーザー】TASKalfa 2554ci/3554ci
出典:京セラ「カラーA3複合機 TASKalfa 2554ci/3554ci
項目 詳細
サイズ 幅602mm × 奥行665mm × 高さ790mm
印刷速度 TASKalfa 2554ci:25枚/分
TASKalfa 3554ci:35枚/分
最大用紙サイズ SRA3(320×450mm)、長尺(304.8×1,220mm)※コピー時最大A3
本体価格 TASKalfa 2554ci:1,300,000円(税抜)
TASKalfa 3554ci:1,410,000円(税抜)
⇒お問い合わせ

TASKalfa 2554ciおよび3554ciは、省スペース設計ながら、TASKalfa 2554ciではモノクロ・カラー問わず毎分25枚、TASKalfa 3554ciでは毎分35枚の安定した印刷速度を誇ります。

先ほどご紹介した2460ci+と同じく、クラウド連携機能を標準装備しており、GoogleドライブやOneDriveなどの外部サービスに直接接続可能で、データの共有や保存がシームレスに行えます。

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A3複合機に関するよくあるご質問

A3対応複合機の用途とメリット

Q. 「A3」「A3ノビ」「SRA3」の違いは何ですか?

A3は、一般的なコピー用紙のサイズで、297×420mmの大きさです。

A3より少し大きい紙を「A3ノビ」と呼びます。A3ノビは、写真やデザインを紙いっぱいに印刷したいときや、トンボ(印刷後に切る目印)を付けたいときによく使われます。サイズは多くの場合329×483mmですが、正式な決まりがないため、メーカーによって少しずつ違うこともあります。

また、「SRA3」は印刷業界でよく使われる規格で、320×450mmです。A3ノビと同じように、A3サイズをフチなしで印刷したいときに使われます。

一般的なオフィスではA3対応機で十分です。しかし、デザインやチラシの制作を行うなら、A3ノビやSRA3に対応した複合機を使うと、よりきれいに仕上げられるでしょう。

Q. A3複合機の印刷コストはどのくらいですか?

レーザー複合機の印刷コストは契約内容によって変わります。会社などで使う場合は、印刷枚数に応じて料金を支払う、「カウンター保守契約」を結ぶのが一般的です。

カウンター保守とは、印刷した枚数に応じて料金を支払い、その代わりに点検や修理の費用、トナー代金などが無料になる契約のことです。

カウンター料金の相場は、モノクロ印刷が1枚あたり約1〜3円、カラー印刷が約10〜20円ほどです。

Q. 中古のA3複合機を選んでも大丈夫ですか?

中古の複合機は、購入費用をできるだけおさえたい人におすすめの導入方法です。

ただし、中古機にはいくつか注意点があります。

まず、リース契約は新品であることが前提のため、中古機では利用できません。リースを検討している場合は、新品の複合機を検討しましょう。

次に、中古機は新品よりも故障しやすいため、保守料金が高めに設定されることが多いです。本体価格だけでなく、ランニングコストも含めて検討するようにしましょう。

また、あまりにも古い機種だと、メーカーで修理部品の在庫がなく、修理できない場合もあります。そのため中古機を選ぶなら、できるだけ新しい機種にするのがおすすめです。

実際のところ、中古の場合は機器の状態に「当たりハズレ」もあるので、信頼できる販売店に相談し、選定から任せると安心です。

当社では、中古複合機の販売と新品のリース契約の両方に対応しています。どちらが自社に合っているか迷われている場合は、お気軽にご相談ください。専門スタッフが丁寧にご案内いたします。

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まとめ

いかがでしたか?今回では、A3複合機の種類や選定ポイント、おすすめモデルをご紹介しました。

インクジェットとレーザーの違いや、それぞれのメリットを理解することで、自社に最適なモデルを選ぶ際の参考になったのではないでしょうか。

今回の記事のポイントをまとめると、以下の通りです。

●A3複合機は大判印刷が可能
契約書、プレゼン資料、建築図面などの大判印刷が必要な業務に対応。A3ノビやSRA3にも対応しているモデルは、A3サイズを縮小せずにデータの端まで印刷できるため、特にデザイン業界や製造業に重宝される。

●インクジェットとレーザーは用途に合わせて選択
写真やイラストを多く印刷する場合は、色再現が鮮やかなインクジェット複合機がおすすめ。文書印刷や大量印刷が主な用途なら、耐久性と印刷速度に優れたレーザー複合機がおすすめ。

●サイズと設置スペースの確認が重要
A3対応複合機はA4複合機に比べて一般的に大きめ。特に、レーザー複合機はインクジェット複合機に比べて大きい傾向がある。事前に設置スペースや重量も確認することが大切。

適切なサイズの複合機を選ぶことで、オフィスの業務効率を向上させ、快適な環境を整えることができます。
具体的な機種選びに迷った際は、お気軽に弊社までご相談ください。

A3対応複合機・コピー機をご検討中の方は「MJE」にお任せ!

弊社は2006年に創業し、全国16,000社以上の取引実績を持っております。豊富な知識と仕入れ力を活かし、他社よりもお安くご提案が可能です!京セラ複合機に関しては「業界最安値」でご提供いたします!
またカウンター料金も格安でご提供させてただいており、さらに導入後も安心してご利用いただけるよう、充実したメンテナンスとサポート体制を整えています。

お見積り依頼や無料相談は、24時間365日受付中!
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