【改善される?】Tbridgeが本当に速いのか検証してみた【Before/After】

【改善される?】Tbridgeが本当に速いのか検証してみた【Before/After】 ネットワーク

こんにちは。IT解決コラム編集部です。

当サイトは過去に様々な「Tbridge」をはじめとするオフィスや学校、施設のネットワーク機器の改善に関する記事をご紹介させていただきました。

そんな本日は実際に「当社にTbridgeを導入してどのような結果が生まれたか」レポートを交えてご紹介をさせていただきます。

まずはじめに「Tbridgeってなに?」と思われる方は以下のサイトをご覧ください。

無線LAN(Wi-Fi)の課題を自動で解決するシステム「Tbridge」
Tbridgeは、オフィス・マンション・ホテルなどの無線LANの遅い・すぐ切れる・つながらないといった課題を自動で解決し最適化するシステムです。遅い原因を分析し、把握・改善・安定化を自動で実行することで、ハイパフォーマンス稼働をサポート致し...

結論からお伝えしますと体感的なものではなく、確実に安定性とスピードの向上が数値に表れる結果となりました。

テキストで淡々とご紹介をするよりも「数値を用いて結果でお伝えしたほうが分かりやすい」と思いますので、まずは結果からご紹介させていただきます。

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無線環境の検証結果

無線環境の検証結果

検証結果:ユーザ数とセッション数について

検証結果:ユーザ数とセッション数について
  • 平均ユーザ数の比較
    [最適化OFF期間]13~19 ⇒ [最適化ON期間]15~22 大きな変化なし
  • 平均セッション数の比較
    [最適化OFF期間]179~256 ⇒ [最適化ON期間]319~544 増加

以上2つの観点より Tbridge 最適化機能ON時では、セッション数を1.8~2.1倍ほど増加することができました。

最適化ONの期間では、セッション数(平均)の値が大きく上昇しているため、通信環境が安定化し、ユーザの快適性が向上したことが分かります。

検証結果:応答時間(RTT)について

検証結果:応答時間(RTT)について
  • WANの平均応答時間の比較
    [最適化OFF期間]8.10~18.38ms ⇒ [最適化ON期間]4.25~7.27ms 短縮
  • LANの平均応答時間の比較
    [最適化OFF期間]8.10~18.38ms ⇒ [最適化ON期間]5.27~10.97ms 短縮

応答時間は数値が低ければ低いほどネットワーク品質が良いと判断できます。

最適化ONの期間では、応答時間(RTT)が短縮していることから、LAN側及びWAN側のデー
タ転送速度が向上しているのが分かります。

検証結果:パケットロスと再送について

検証結果:パケットロスと再送について
  • WANの平均パケットロス率の比較
    [最適化OFF期間]0.41~1.39% ⇒ [最適化ON期間]0.23~0.57% 低下
  • WANの平均再送率の比較
    [最適化OFF期間]0.48~1.53% ⇒ [最適化ON期間]0.25~0.64% 低下

パケットロス率と再送率もともに、数値が低ければ低いほどネットワーク品質が良いと判断できます。

以上より、Tbridge最適化機能による遅延抑制効果が無いと遅延が大きくなる傾向が認められます。

検証結果:パケットについて

検証結果:パケットについて
  • 平均パケットデータサイズの比較
    [最適化OFF期間]800~1,790 ⇒ [最適化ON期間]1,243~2,116 拡大

最適化ONの期間では、WAN側のパケット数増加し、LAN側のパケット数減少しているため、外部との通信活性化と内部のデータ交換効率向上しているのが分かります。

通信量について

通信量について
  • 最大スループット(速度)の比較
    [最適化OFF期間]290.4~480.0Mbps ⇒ [最適化ON期間]177.9~589.1Mbps 増加

最適化ONの期間では、全体的に値が高くなっており、通信環境の安定性の向上により、特にダウンロードトラフィックの上昇が確認できます。

少し眠くなる内容かもしれませんが、今回テストを行った環境と概要については下記の通りです。

Tbridge の効果検証概要(無線)

  • 最適化機能 OFF 期間(1週間)は通常のネットワークのログのみ
  • 最適化機能 ON 期間(1週間)はネットワークの通信を最適化した状態でログ取得
  • 検証モデルTbridge 500 Air(1系統)

※設置日/撤去日/切り替え日の作業時間/ユーザー数の少ない夜間時間及び土日祝日は、データ確認の対象から除外しました。

要は、機能OFF状態で1週間、ON状態で1週間、合計約2週間にわたってネットワークの通信を記録し、通信状況にどのような違いが出るかを検証しました。

ご覧の通り想像以上に強力な結果を得られたことが分かると思います。

続いてTbridgeは無線がメインではあるのですが、なんと「有線接続にも効果をもたらす」ことが判明したのでデータ検証を共有させていただきます。早速ですが下記をご覧ください。

有線環境の検証結果

Tbridgeを使用した有線環境の検証結果

検証結果:ユーザ数とセッション数について

検証結果:ユーザ数とセッション数について
  • 平均ユーザ数の比較
    [最適化OFF期間]49~59 ⇒ [最適化ON期間]48~58 大きな変化なし
  • 平均セッション数の比較
    [最適化OFF期間]696~859 ⇒ [最適化ON期間]1,158~1,490 増加

以上2つの観点より、Tbridge最適化機能ON時では、セッション数を1.7倍ほど増加することができました。

最適化ONの期間では、セッション数(平均)の値が大きく上昇しているため、通信環境が安定化し、ユーザの快適性が向上したことが示唆されます。

検証結果:応答時間(RTT)について

検証結果:応答時間(RTT)について
  • WANの平均応答時間の比較
    [最適化OFF期間]11.12~15.14ms ⇒ [最適化ON期間]5.48~8.32ms 短縮
  • LANの平均応答時間の比較
    [最適化OFF期間]11.12~15.14ms ⇒ [最適化ON期間]5.30~8.79ms 短縮

最適化ONの期間では、応答時間(RTT)が短縮していることから、LAN側及びWAN側のデー
タ転送速度が向上しているのが分かります。

検証結果:パケットロスと再送について

検証結果:パケットロスと再送について
  • WANの平均パケットロス率の比較
    [最適化OFF期間]0.30~0.63% ⇒ [最適化ON期間]0.10~0.15% 低下
  • WANの平均再送率の比較
    [最適化OFF期間]0.33~1.06% ⇒ [最適化ON期間]0.12~0.22% 低下

以上より、Tbridge最適化機能による遅延抑制効果が無いと遅延が大きくなる傾向が認められます。

検証結果:パケットについて

検証結果:パケットについて
  • 平均パケットデータサイズの比較
    [最適化OFF期間]995~1,146⇒ [最適化ON期間]1,078~1,971 拡大

最適化ONの期間では、WAN側のパケット数増加し、LAN側のパケット数減少しているため、外部との通信活性化と内部のデータ交換効率向上しているのが分かります。

通信量について

通信量について
  • 最大スループット(速度)の比較
    [最適化OFF期間]383.7~937.2Mbps ⇒ [最適化ON期間]251.1~818.9Mbps 低下

最適化ONの期間では全体的に値が低くなってしまっていますが、その他の数値に改善が見られるため、最適化OFF期間での運用面において必要な通信量が上昇していたと考えられる。

Tbridge の効果検証概要(有線)

再度繰り返しで少し眠くなる内容ですが、念のためテストを行った環境と概要を共有しておきます。

  • 最適化機能OFF期間(1週間)は通常のネットワークのログのみ
  • 最適化機能ON期間(1週間)はネットワークの通信を最適化した状態でログ取得
  • 検証モデル:Tbridge 300 Air(1系統)

※設置日/撤去日/切り替え日の作業時間/ユーザー数の少ない夜間時間及び土日祝日は、データ確認の対象から除外しました。

有線環境も無線と同じく、機能OFF状態で1週間、ON状態で1週間、ネットワークの通信を記録し、通信状況にどのような違いが出るかを検証しました。

実際に弊社のシェアオフィス(billage)で検証した結果も記事にしましたので、以下もご参照ください。

まとめ

【改善される?】Tbridgeが本当に速いのか検証してみた【Before/After】

いかがでしたでしょうか?

本日は実際に「当社にTbridgeを導入してどのような結果が生まれたか」レポートを交えてご紹介をさせていただきました。

改めて結論をお伝えしますと上記の通り体感的なものではなく、確実に安定性とスピードの向上が数値に表れる結果となりました。

実際に弊社社長、取締役、マネージャーから「体感的にも早くなった」と意見をいただいており、それほど良い製品であるということがわかります。

これからのことから「会社のネットが遅い」「学校のネットが安定しない」「一気に社員が出社したときにネットが混雑する」などお悩みがあればTbridge一択だと思います。

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Tbridgeは2024年でリリース10周年を迎えました

オフィスでの効果も十分に発揮しますが、学校などの教育機関でも大きくサポートをしてくれます。

1人1台環境に対応した校内LANを実現し、授業運営を円滑にすることから、学校や自治体などのユーザーにも評価されており、これまでの累計出荷台数は2000台以上、国内の約10%の自治体の教育委員会(約170自治体、約2000校)で利用されています。

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