【2025年最新】複合機・コピー機のメーカーを徹底比較!特徴やシェアランキングは?

【2025年最新】複合機・コピー機のメーカーを徹底比較!特徴やシェアランキングは? OA機器

こんにちは!IT解決コラム編集部です。

オフィスで欠かせない設備のひとつが複合機(コピー機)です。

しかし、「どのメーカーを選べばいいのか分からない」「機種が多くて迷ってしまう」という担当者様も多いのではないでしょうか。

複合機メーカーごとに得意分野やサポート体制、価格帯は大きく異なります。そのため、選び方次第で日々の使いやすさや、運用コストが大きく変わってしまいます。

この記事では、複合機のメーカー選びで失敗しないために最新のシェア動向や、主要メーカーごとの特徴をわかりやすく解説します。

  • 印刷品質を優先したい
  • 保守対応やサポート体制を重視したい
  • コストをできるだけ抑えたい

といったニーズに応じて自社に合った複合機を選べるよう、判断のポイントをわかりやすく整理しました。

導入や入れ替えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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執筆者情報

株式会社MJE
IT解決コラム編集部 https://mjeinc.co.jp/

複合機、セキュリティ、ネットワーク等、オフィスに必要な様々な商品を取り扱っております。全国16,000社以上の導入実績と豊富なノウハウを活かし、業務の効率化やコスト削減、生産性向上につながる最適なソリューションをご提案します。

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複合機・コピー機メーカーの市場シェアランキング

複合機・コピー機のメーカーのシェアランキングは以下のとおりです。

複合機の世界市場シェア
順位メーカー名出荷台数シェア
第1位キヤノン17.7%
第2位リコー16.1%
第3位コニカミノルタ14.1%
第4位京セラ9.7%
第5位シャープ8.5%
第6位富士フイルム8.3%
7位以下その他25.7%

最新の世界シェアを見てみると、日本のメーカーが非常に強い競争力を維持していることがわかります。トップを占めているのは、以下の3社です。

  • キヤノン(17.7%)
  • リコー(16.1%)
  • コニカミノルタ(14.1%)

この上位3社だけで、世界全体の約半分のシェアを占めています。

その後に、京セラ(9.7%)シャープ(8.5%)富士フイルム(8.3%)が続きます。富士フイルムはゼロックスなどにOEM(他社ブランドでの生産提供)を行っているため、実際のシェアはさらに大きいと考えられます。

このランキングからは、日本メーカーの技術力と信頼性が世界中で高く評価され、オフィスで利用される複合機市場を牽引していることがわかります。

この順位は世界全体での結果ですが、上位6社はいずれも日本国内でも複合機の主要メーカーとしてよく知られています。

複合機の主要6メーカーの特徴比較(一覧表)

ここでは、世界シェア上位を占める主要6メーカーの特徴をわかりやすい一覧表でご紹介します。
自社の導入目的と照らし合わせながらご確認ください。

メーカー主な強み向いている企業・業種
キヤノン高画質、多機能、保守体制の充実幅広い業種、品質と信頼性を重視する企業
リコー全国を網羅する販売・保守サポート体制全国に拠点を持つ法人、手厚いサポートを重視する企業
コニカミノルタ写真やグラフィック印刷に強い、ポストスクリプト標準搭載デザイン事務所やクリエイター
京セラ長寿命、低コスト、高耐久性印刷枚数の多い中小企業や士業、コストを最優先したい企業
シャープ操作性、UIのわかりやすさ操作に慣れていない利用者が多い企業
富士フイルム圧倒的な画質、スキャン性能デザイン事務所や建築事務所、印刷品質を重視する企業

メーカーごとに得意分野や強みが明確に違います。
たとえば、高い印刷品質を重視するならキヤノン・コニカミノルタ・富士フイルムコスパ(低コスト)で選ぶなら京セラ・シャープサポート体制の充実度で選ぶならキヤノン・リコーが特におすすめです。

導入成功のカギは、自社が複合機に何を最も求めるのかというポイントに合ったメーカーを選ぶことです。ぜひ、一覧表でメーカーの強みを把握し、価格だけでなくトータルバランスで比較検討を進めてくださいね!

次に、それぞれのメーカーについてもう少し詳しく紹介します。

【シェア1位】キヤノン(Canon)

まずご紹介するのは、世界シェア不動の1位であるキヤノンです。

キヤノンの複合機は画質・操作性・保守体制のすべてが高水準で、安定した品質が魅力です。

カラー印刷の発色が鮮やかで、一般的なオフィス文書はもちろん、デザイン系まで幅広く対応できます。

2020年には、キヤノンの複合機「imageRUNNER ADVANCE DX」がグッドデザイン賞を受賞しました。一見シンプルな外観の中に、使いやすさを徹底的に追求した工夫が随所に盛り込まれている点が評価されています。

さらに、2023年に発表されたJ.D.パワーの顧客満足度調査では、スモールオフィス市場部門利用者満足度1位を獲得しています。確かな品質だけでなく、ユーザーからの信頼も非常に高いことがわかるメーカーです。

キヤノン複合機 imageRUNNER ADVANCE シリーズの料金

機種名 印刷速度 本体価格(税抜) カウンター料金(参考)
iR-ADV C3926F 26枚/分 1,770,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
iR-ADV C3935F 35枚/分 2,230,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
iR-ADV C5840F 40枚/分 2,530,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
※本体価格は2025年2月時点の情報です。

【シェア2位】リコー(RICOH)

リコーの最大の強みは、全国に強固な販売・保守ネットワークがあり、サポート対応の丁寧さで高い評価を受けている点です。

全国どこでも迅速かつ手厚いサポートを受けられるため、複合機の安定性やサポート体制を重視する企業に人気があります。特に全国に複数の拠点がある企業にとっては、統一された品質のサポートを受けられる点で大きなメリットがあります。

この高いサポート品質は調査でも裏付けられています。

2021年に発表されたJ.D.パワーの顧客満足度調査では、ラージ&ミドルオフィス市場部門で利用者満足度1位を獲得。これは、特に規模の大きい企業からの信頼が厚いことの証明と言えるでしょう。

リコー複合機 IMシリーズの料金

機種名 印刷速度 本体価格(税抜) カウンター料金(参考)
IM C2510 25枚/分 1,250,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
IM C3010SD 30枚/分 2,130,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
IM C4510SD 45枚/分 2,660,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
※本体価格は2025年2月時点の情報です。

【シェア3位】コニカミノルタ(KONIKA MINOLTA)

コニカミノルタは、写真やグラフィック印刷に強いメーカーとして知られ、発色の鮮やかさや階調表現のなめらかさが高く評価されています。

また、コニカミノルタがデザイン系企業に強い理由の一つに、「ポストスクリプト」の標準搭載があります。これは、IllustratorやPhotoshopなどAdobe製品で作成したデータの色味を正確に再現するために必要な機能です。他社ではオプション扱いになることも多い機能ですが、標準で搭載している点が大きな強みとなっています。

また、操作性・デザイン面でも高評価を得ています。

2020年には、同社の複合機『bizhub C650i/C450i/C350i』がグッドデザイン賞を受賞。シリーズ全体で統一されたデザインアイデンティティと、操作性に優れた操作画面が高く評価されています。

コニカミノルタ複合機 bizhubシリーズの料金

機種名 印刷速度 本体価格(税抜) カウンター料金(参考)
bizhub C251 i 25枚/分 1,505,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
bizhub C361 i 36枚/分 1,930,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
bizhub C451 i 45枚/分 2,705,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
※本体価格は2025年2月時点の情報です。

【シェア4位】京セラ(KYOCERA)

京セラ複合機の最大の強みは、本体・カウンター料金ともに比較的安価でコストを抑えやすい点にあります。

かつては耐久性を不安視する声もありましたが、京セラは通常の2倍以上の印刷枚数に耐えられる長寿命ドラムを独自に開発し、高い耐久性を実現しました。近年では導入台数が伸びているため保守拠点も全国的に拡大しており、安心して利用できる環境が整っています。

安定稼働とコストを重視する企業に選ばれており、特に中小企業や個人事業主に人気のメーカーです。

その信頼性の高さは、受賞歴からも裏付けられています。

2025年には米国の調査機関キーポイントインテリジェンス社の「2025-2027 Most Reliable A3 Brand Award」と「Pick Award」を受賞しました。連続印刷速度や、連続スキャンなどを安定的に実施できる点や、多様な紙サイズに対応することで高い生産性を発揮することが高く評価されています。

京セラ複合機 TASKalfaシリーズの料金

機種名 印刷速度 本体価格(税抜) カウンター料金(参考)
TASKalfa MZ2501ci 25枚/分 1,424,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 0.6円~/枚
カラー 6円~/枚
TASKalfa MZ3501ci 35枚/分 1,603,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
TASKalfa MZ4001ci 40枚/分 1,906,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
※本体価格は2025年2月時点の情報です。

【シェア5位】シャープ(SHARP)

シャープ複合機の大きな特徴は、何といっても操作性の高さです。

もともと家電分野で「誰にでも使いやすい設計」を追求してきたメーカーだけに、タッチパネルの操作が非常に分かりやすいのがシャープならではの強みです。ITツールに不慣れな従業員が多いオフィスでも、すぐに使いこなせるでしょう。

また、導入コストを比較的抑えやすい点も魅力のひとつで、コストパフォーマンスの高さで選ばれるケースが多いメーカーです。

近年では、環境配慮にも積極的に取り組んでいます。

デジタルフルカラー複合機「BP-C131WD」が、2024年度グッドデザイン賞2025年iFデザイン賞を受賞。外装のほぼすべてに再生プラスチックを使用し、総樹脂量の50%以上を再生素材で構成している点が高く評価されました。

シャープ複合機 BPシリーズの料金

機種名 印刷速度 本体価格(税抜) カウンター料金(参考)
BP-70C26 26枚/分 1,650,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1円~/枚
カラー 10円~/枚
BP-40C36 36枚/分 1,984,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
BP-50C45 45枚/分 2,105,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
※本体価格は2025年2月時点の情報です。

【シェア6位】富士フイルム(FUJIFILM)

富士フイルムの複合機の最大の特徴は、旧・富士ゼロックス時代から受け継がれる画質の高さにあります。特に色の再現性や鮮明さは業界トップクラスを誇ります。どの機種を選んでも安定した高品質な印刷を得られるため、デザイン事務所や建築事務所など、高品質な印刷が求められる企業に特におすすめです。

また、複合機本体の性能だけでなく、ソフトウェア面にも強みがあります。

富士フイルム独自の文書管理ソフト「DocuWorks(ドキュワークス)」も高く評価されています。紙の文書を電子化し、管理や共有をスムーズにできることから、ペーパーレス化を進めたい企業に人気です。

その機能性と信頼性の高さから、大手企業や官公庁からも根強い人気があります。

2020年に発表されたJ.D.パワーの顧客満足度調査では、ラージ&ミドルオフィス市場部門で利用者満足度1位を獲得。翌2021年の調査では順位を2位に譲ったものの、「商品」分野では最高評価を得ています。

富士フイルム複合機 Apeosシリーズの料金表

機種名 印刷速度 本体価格(税抜) カウンター料金(参考)
Apeos C2570(Model-PFS) 25枚/分 2,383,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
Apeos C3570(Model-PFS) 35枚/分 2,796,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
Apeos C4570(Model-PFS) 45枚/分 3,235,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
※本体価格は2025年2月時点の情報です。

複合機に関するよくあるご質問

複合機に関するよくあるご質問

Q. 複合機の大手メーカーはどこですか?

複合機の大手メーカーとしては、キヤノン・コニカミノルタ・富士フイルム・京セラ・シャープ・リコーの6社が代表的です。この6社は世界的にも高いシェアを持つ主要メーカーで、日本国内でも多くの企業が導入しています。

このほか、ムラテック(村田機械)・東芝テック・OKI(沖電気工業)なども複合機メーカーとしてよく知られています。

当社では、これら全メーカーの機種を取り扱っております。お客様の用途やオフィス環境、ご予算に合わせた最適な機種をご提案できますので、ぜひお気軽にご相談ください。

Q. 複合機のおすすめメーカーはどこですか?

複合機のおすすめメーカーは、求める性能や重視するポイントによって変わります

一概に「このメーカーがベスト」とは言えませんが、判断の基準は主に以下の通りです。

  • 高画質・色再現性を重視する場合 ⇒ 富士フイルムやコニカミノルタなどがおすすめです。
  • 初期導入やランニングコストを抑えたい場合 ⇒ 京セラやシャープなどが人気です。
  • 全国的なサポート体制を重視する場合 ⇒ リコーやキヤノンなどが優れています。

お客様のご要望やオフィス環境に合わせて、最適なメーカー・機種をご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。

Q. コンビニで使われている複合機のメーカーを教えてください。

2025年時点で、主要コンビニチェーンで使われている複合機メーカーは以下のとおりです。

  • セブンイレブン:富士フイルム製
  • ファミリーマート:シャープ製
  • ローソン:シャープ製
  • ミニストップ:シャープ製
  • デイリーヤマザキ:京セラ製
  • セイコーマート:京セラ製

いずれも信頼性の高い日本メーカーの複合機が採用されています。これらのメーカーの複合機は、印刷品質や安定稼働に定評があるため、全国のコンビニでの大量の利用にも耐えうる品質を確保しています。

まとめ

この記事では、複合機・コピー機の主要メーカーの特徴や選び方について解説しました。
メーカーごとに強みが異なりますので、ぜひ本記事の内容を参考に、自社に最適な一台を見つけてくださいね。

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