【信頼と高品質で選ぶ】キヤノンのコピー機・複合機の評判とおすすめ機種を徹底解説

【信頼と高品質で選ぶ】キヤノンのコピー機・複合機の評判とおすすめ機種を徹底解説 OA機器

こんにちは!IT解決コラム編集部です。

業務をスムーズに進めるためには、自分たちに合った複合機を選ぶことがとても大切です。しかし、多くの選択肢がある中で、どの複合機が自社に最適なのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

  • 「高品質なカラー印刷ができる複合機が欲しいけど、価格とのバランスも大切…」
  • 「トラブルが起きたとき、迅速に対応してくれるサポート体制があると安心…」
  • 「使いやすくて、操作がシンプルな複合機を探している…」
  • 「印刷品質が求められるデザイン業界でも活躍できる複合機があれば…」

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

弊社は、これまで多くの企業様の最適な複合機選びをサポートしてきました。その経験をもとに、高品質な印刷と機能性を求める企業にはキヤノンの複合機をおすすめします。

本記事では、「キヤノンの複合機」がどのように企業のニーズに応えられるか、価格、印刷品質、耐久性、サポート体制、他社メーカーとの違いなどの観点から詳しくご紹介します。

リース料の相場や各メーカーの比較については、こちらをご覧ください。

【実はもっと安くなる】コピー機・複合機のリース料金の相場/選び方/おすすめメーカーは?
コピー機・複合機の料金は、実は販売業者によって数十万円も違ってきます。全国1万6,000社の導入事例をもとに、リアルな相場や、選び方、各メーカーの特徴について徹底解説していきます。

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キヤノンのコピー機・複合機の概要

キヤノンのコピー機・複合機の概要
出典:キヤノンオフィス向け複合機(キヤノン)

キヤノン株式会社は、日本を代表する光学機器メーカーであり、複合機やカメラ、プリンターなど幅広い製品を提供するグローバル企業です。

キヤノンの複合機は高い信頼性と性能を誇り、特にカラー印刷の品質が優れているため、印刷業界やデザイン業界でも広く支持されています。

また、キヤノンの複合機はシンプルで直感的な操作パネルを備え、幅広いビジネスニーズに対応する製品ラインナップが特徴です。ユーザーは複雑な操作に悩まされることなく、スムーズに業務を進めることができます。

リコーほど拠点数が多いわけではありませんが、全国に200拠点以上のサポート体制があり、迅速な保守対応が可能です。業務の中断を最小限に抑えることができ、メンテナンスの充実度も高く評価されています。

キヤノンの複合機の歴史

キヤノンは、1933年の創業以来、日本を代表する光学機器メーカーとして着実に成長を続けてきました。

特に複合機の分野では、1970年に国産初の普通紙複写機を世に送り出して以来、革新を重ね、高い品質で市場を牽引してきました。

キヤノンがどのようにして複合機市場でその地位を確立してきたのか、その歴史を振り返りながらご紹介します。

年代出来事/革新の歩み
1933年精機光学研究所として設立。カメラの製造を中心に事業を展開。
1962年事務機分野への本格参入を決定し、複合機市場への進出を目指す。
1970年代1970年に国産初の普通紙複写機 「NP-1100」 を発表。続けて1972年には世界初の液乾式普通紙複写機「NP-L7」を、1973年には日本初のフルカラー普通紙複写機を発表し、文書管理の効率化に貢献し、複合機市場での地位を確立。
1990年代1993年に複写機生産1,000万台を達成。1996年には「グローバル優良企業グループ構想」スタートさせ、グローバル企業への展開を加速。
2000年代2000年に新世代ネットワーク複合機「iRシリーズ」発売。2009年には現行モデルにつながる新世代オフィスネットワーク複合機「imageRUNNER ADVANCEシリーズ」発売。
2010年代環境への取り組みを強化し、2012年に複合機9モデルが、複合機で初めてカーボンフットプリント宣言認定を取得。2013年に「imageRUNNER ADVANCE」シリーズ8機種が米国環境評価システム「EPEAT」ゴールド製品に登録。

このように、キヤノンは創業以来、カメラ製造から始まり、複合機市場への進出、そして国際市場での成長を遂げてきました。

キヤノンは、AIやIoT技術を活用した次世代複合機の開発を進めており、デジタル化が進む現代のオフィスニーズに応えるべく、さらなる革新を目指しています。

キヤノンのコピー機・複合機を選ぶメリット

キヤノンのコピー機・複合機を選ぶメリット

キヤノンのコピー機・複合機は、品質と機能性、サポートのバランスが取れており、多くのユーザーから高い評価を得ています。以下では、キヤノンの複合機が選ばれる理由について詳しく解説します。

業界トップクラスの印刷品質

複合機で高画質と言えば富士フイルムが有名ですが、キヤノンの複合機も高い印刷品質に定評があります。

もともとカメラメーカーとして培ってきた技術を活かし、特にカラー印刷においてその美しさが際立っています。鮮やかな色彩と細部にいたる正確な表現力は高く評価されています。

例えば、プロダクション機「imagePRESS」シリーズには、赤色マルチレーザーを照射する「R-VCSELテクノロジー」「グロスコントロール機能」が搭載されています。これにより、線ではなく点レベルでの精細な印刷が可能となり、微細なニュアンスや色合いを忠実に再現することができます。

プレゼン資料や商品カタログなど、高品質な印刷物が必要な場面が多い企業でキヤノンの複合機はその真価を発揮します。

画像認識技術を活用した高解像度スキャン

キヤノンの複合機は、高解像度スキャンにも定評があります。

キヤノンの代表機種「imageRUNNER ADVANCE DX」シリーズでは、画像処理技術によってゴミによるスジを正確に検知し、細かく補正することでクリアなスキャン画像を実現しています。

再スキャンの手間が減るのは、業務負担の軽減にもなりますね!

使いやすさを追求した操作性

キヤノンの複合機は、使いやすさを追求した直感的な操作パネルが特徴です。

機種にもよりますが、キヤノンの複合機はスマートフォンのような直感的な操作性を実現しており、初めて使用する人でも簡単に使いこなせる設計になっています。

シンプルなログイン機能や使いやすいユーザーインターフェースが特徴で、複雑な操作手順を排除することで業務の効率化を実現しています。また、操作に関するトレーニングが不要なため、導入後すぐに実用できる点も評価されています。

キヤノンマーケティングジャパン公式チャンネルでimageRUNNER ADVANCE第3世代の操作感を見ることができます。

参考:キヤノンマーケティングジャパン「imageRUNNER ADVANCE Gen3新機能紹介【キヤノン公式】」

クラウド連携とセキュリティ機能

他社メーカーもモバイル連携やクラウド対応に力を入れていますが、キヤノンの複合機は特にクラウドサービスとの高い親和性が特徴です。

例えば、キヤノンの複合機向けクラウドサービス「uniFLOW Online」では、「Google Drive」「OneDrive for Business」など主要なクラウドプラットフォームとスムーズに連携できます。

さらに、クラウド機能の拡張に伴ってセキュリティ機能も強化しており、印刷データの暗号化やアクセス制限、ICカード認証機能など、企業の情報保護ニーズにも対応しています。

特許取得による技術優位性

キヤノンは国産初の普通紙複写機「NP-1100」を開発するなど、独自の技術開発に注力してきました。その結果、2024年1月時点で米国特許取得企業ランキングで38年連続世界5位以内を維持しており、数多くの特許を取得し、他メーカーにはない機能や性能を備えた複合機を提供しています。

こうした技術的な優位性が、常に業界を一歩リードする存在となっています。

全国約200拠点のサポート体制と高い顧客満足度

キヤノンのサポート拠点は北海道から沖縄まで約200か所あり、メンテナンスにも定評があります。この拠点数はリコーと富士フイルムに次いで多く、トラブル発生時にはほとんどの場合、即日での保守対応が期待できます。

また、顧客満足度に関する専門機関「J.D. パワー ジャパン」の2023年カラー複合機顧客満足度調査では、<ラージ&ミドルオフィス市場部門>および<スモールオフィス市場部門>でキヤノンの複合機が顧客満足度第1位を獲得し、高い評価を受けています。

環境への配慮

「環境ラベル登録」「グリーンプラットフォーム」など、環境に配慮した製品づくりに取り組んでいます。

環境ラベル登録

キヤノンは、「SuMPO環境ラベルプログラム」に取り組み、環境ラベルを登録しています。

SuMPO環境ラベルプログラムは、製品やサービスの原材料調達から廃棄に至るまで、製品ライフサイクル全体にわたる環境負荷を定量的に「見える化」する取組みです。

参考:キヤノン「SuMPO環境ラベルプログラム登録製品」

グリーンプラットフォーム

キヤノンは、脱炭素・資源循環のための技術基盤「グリーンプラットフォーム」に取り組んでいます。

例えば、回収した使用済みトナーカートリッジを分解し、耐衝撃性ポリスチレンを再生することで、廃棄物の削減に貢献しています。

また、使用済みの複合機を新品同様に再生する「リマニュファクチュアリング(使用済製品の再生)」にも1992年から取り組み、製品の開発段階から再生を視野に入れ、分解しやすく繰り返しの使用に耐えられる設計を行うことで、最新の機種では90%以上の部品リユース率を達成しています。

参考:キヤノン「あらゆる製品、企業活動を脱炭素・資源循環へと導く技術基盤グリーンプラットフォーム」

キヤノンの複合機は高い印刷品質、充実した保守体制、優れた耐久性を兼ね備えています。キヤノンの複合機に関するお見積りやご相談は、お気軽にお問い合わせください。

キヤノンのコピー機・複合機を選ぶデメリット

キヤノンのコピー機・複合機を選ぶメリット

キヤノンの複合機には多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。

立ち上がりが遅い?

調べてみると、「キヤノンの複合機は起動が遅い」との評判もあるようです。

一般的な業務用複合機では主電源を入れてから印刷可能になるまでに20秒前後かかると言われています。
一方、キヤノン「iR-ADV C3900シリーズ」では30秒以下のため、10秒程度遅いようです。電源を入れてもなかなか立ち上がらないと待ち時間が発生して、ストレスを感じることがあるかもしれません。

ただ、最近のキヤノンの複合機は「高速起動」に対応した機種もあるため、そういった機種を選ぶことで解消できるでしょう。

※使用環境、使用条件によって変わることがあります。

やや高めの価格設定

本体価格は比較的高め

本体価格の高さもデメリットの一つです。同じスペックの他メーカーと比較して、キヤノンの複合機はやや高めの価格設定がされています。

特に予算が限られている中小企業やスタートアップ企業にとっては、導入のハードルが高くなることがあります。

カウンター料金も高め

カウンター料金(印刷単価)も他メーカーに比べて高めです。

特に、頻繁に大量印刷を行う企業では、長期的なコストを考慮するとランニングコストが高くつく可能性があります。

しかし、機能性やサポート力が総合的に優れたメーカーのため、品質に見合った価格設定とも言えるでしょう。

「カウンター料金の相場や仕組み」について詳しくは以下の記事をご覧ください。

関連記事:複合機のカウンター料金とは?相場と仕組みを解説!低コストなおすすめ複合機も紹介

オーバースペックの可能性

キヤノンの複合機は高機能であるがゆえにオーバースペックになる可能性もあります。

特に、画質にこだわらない業務を行う企業やシンプルな機能を求める企業にとっては、キヤノンの複合機が必要以上の機能を持ち、その結果コストに見合わないと感じるかもしれません。

「コストをできる限り抑えたい」「最低限の機能で構わない」という場合には、京セラの複合機の方が適している場合があります。

これらのメリット・デメリットを踏まえたうえで、キヤノンの複合機が自社のニーズに適しているかどうか、検討することが重要です。

キヤノンのコピー機・複合機のラインナップ

imageRUNNER ADVANCE シリーズ

imageRUNNER ADVANCE シリーズ
出典:キヤノン複合機iR-ADV C7700シリーズ(キヤノン)

キヤノンの複合機であるimageRUNNER ADVANCE シリーズは、キヤノンが提供する高性能なオフィス複合機シリーズで、業務効率化と柔軟な働き方をサポートするために設計されています。

特に、高速かつ高品質な印刷、拡張性能、クラウド連携機能などが強化されており、現代のビジネスニーズに応える多機能なラインナップが揃っています。

ここでは、imageRUNNER ADVANCEシリーズの最新機種の特長をご紹介します。

※2024年9月時点の情報です。機種によっては対応していない場合もあります。

業務効率を向上させる優れた性能

高速起動により、待ち時間を最小限に抑え、効率的な業務運営をサポートします。

両面同時読み取りADF(自動原稿送り装置)は、毎分270ページの高速スキャンを実現し、大量のスキャン業務を迅速に処理できます。

デジタル社会に対応したクラウド連携

業務システムやクラウドサービスとの親和性が高く、複合機向けクラウドサービス「uniFLOW Online」を利用すれば、スキャンデータの自動ファイリングやクラウドへの直接送信が可能です。

また、経費精算ソフト「SAP Concur」や「楽々精算」との連携により、スムーズに業務処理することができます。

使いやすさと利便性を追求

10.1インチのタッチパネルを備えたシンプルなインターフェースにより、誰でも簡単に操作ができます。

また、スマートフォンなどモバイル端末に専用アプリをインストールすれば、自分のスマホで複合機を操作できます。

キヤノンのコピー機・複合機の価格表

キヤノンの主要なカラー複合機の価格は以下の通りです。

機種名印刷速度本体価格(税抜)カウンター料金(参考)
iR-ADV C3926F26枚/分1,770,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
iR-ADV C3935F35枚/分2,230,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
iR-ADV C5840F40枚/分2,530,000円(通常価格)
⇒お問い合わせ
モノクロ 1.2円~/枚
カラー 12円~/枚
本体価格は2024年7月時点。

これらの料金情報を参考に、自社のニーズに合った複合機の導入を検討してみてください。具体的な見積もりや導入相談については、お気軽にお問い合わせください!

キヤノンのシェア率は?複合機メーカー別シェアランキング

アメリカの調査会社IDCによると複合機・コピー機の世界シェアランキングは、以下の通りです。
※国内市場シェアは公式な調査はないようです。

複合機の世界市場シェア
順位メーカー名出荷台数シェア
第1位キヤノン17.7%
第2位リコー16.1%
第3位コニカミノルタ14.1%
第4位京セラ9.7%
第5位シャープ8.5%
第6位富士フイルム8.3%
7位以下その他25.7%

参考:日経新聞「複合機再編、リコー危機感「安値競争に未来はない」」のデータを基に作成
出所:米国調査会社IDC 注:A3レーザー複合機・複写機の23年出荷台数シェア、四捨五入で合計が100にならない

キヤノンの複合機は世界シェア第1位を誇ります。複合機市場において、キヤノンは世界中の企業から絶大な信頼を集めています。この実績は、キヤノンの製品がいかに優れた品質と信頼性を備えているかを如実に示しています。

複合機以外のさまざまな機器でも上位シェアを達成

  • レンズ交換式カメラ: 世界シェア1位(48%)
  • レーザープリンター: 世界シェア1位(36%)
  • インクジェットプリンター: 世界シェア3位(27%)
  • 半導体露光装置: 世界シェア2位(29%)
  • FPD露光装置: 世界シェア1位(54%)

出典:キヤノン株式会社「キヤノン主要製品の世界台数シェア(2023年度キヤノン推定)」

キヤノンは、A3オフィス複合機だけでなくレンズ交換式カメラやインクジェットプリンターでも上位シェアを達成しています。

品質と技術力が高く評価されている証拠で、多くの企業から支持されていることがわかります。

世界中のオフィスや組織でキヤノンの複合機が選ばれ続けている理由は、ただ単に製品を提供するだけでなく、日常業務をよりスムーズにし、目標達成を支えるパートナーとしての役割を果たしているからです。

世界市場でのナンバーワンの地位は、キヤノンが常に技術革新を追求し、利用者のニーズに応える努力を続けてきた結果と言えるでしょう。

各メーカーの特長についてはこちらの記事でも解説しているため、ぜひご覧ください。

関連記事:【実はもっと安くなる】コピー機・複合機のリース料金の相場/選び方/おすすめメーカーは?

他社メーカーと比較しても、バランスの取れた性能と信頼性で、幅広い企業に選ばれるのも納得ですね!

キヤノンのコピー機・複合機が向いている企業

複合機を印刷している男性

キヤノンの複合機は、特に以下のような企業に向いています。

高画質を求める企業

キヤノンの複合機は、高品質なカラー印刷や細部の表現力を求める企業に特に適しています。

カラーの再現性や細かいニュアンスを忠実に表現できるので、プレゼン資料や商品カタログ、マーケティング資料など、印刷物の品質が直接ビジネス成果に影響する業務では、キヤノンの高い印刷品質が強みとなります。

環境配慮を重視する企業

環境意識の高い企業にとっても、キヤノンの複合機は適しています。キヤノンは省エネルギー技術やリサイクル対応を積極的に取り入れており、環境負荷を低減する製品設計を行っています。

企業のCSR活動や持続可能な経営をサポートし、環境配慮を重要視する企業にとってキヤノンの複合機はメリットになるでしょう。

まとめ

複合機を印刷している男性

いかがでしたか?

キヤノンの複合機は、卓越した印刷品質と多機能性を兼ね備えており、高品質な印刷物を求める企業にとって非常に優れた選択肢です。

確かに、他メーカーと比較するとキヤノンの価格設定はやや高めかもしれません。しかし、長期的な視点で考えると、充実したサポート体制や耐久性、高い信頼性が大きな価値を生むでしょう。

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