【https化できてる?】企業のWeb担当者がおさえておきたいSSL化とは?

【https化できてる?】企業のWeb担当者がおさえておきたいSSL化とは?セキュリティ
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こんにちは。IT解決コラム編集部です!

突然ですが企業のWEB担当の皆様はコーポレートサイトやサービスサイトの「https化」されていますか?

先日弊社公式Twitterでこんなツイートをさせていただきました。

いきなり結論からお伝えしますと「https」から始まるURLのホームページは、安全にアクセスできる証明になりますが、まだhttps化されていない場合はサイトの離脱やSEOで順位が落ちる可能性があります。

もはやhttps化(SSL化)は常識となっており、記事にするか迷ったのですがユーザーの安全や信頼に繋がるため、SSLはホームページを作るうえで必須の設定となっています。

今回の記事ではhttps化のメリットについてTwitterの内容をベースに解説をさせていただきます。

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WEBサイトのセキュリティ強化

セキュリティ強化

https化をする最も大きなメリットとして、ウェブサイトのセキュリティが強化されることが挙げられます。

HTTPSを使用すると、ユーザーがウェブサイトに入力する情報(パスワードやクレジットカード番号など)が暗号化され、ハッカーや悪意のある第三者から保護されます。

特にお問い合わせフォームを設置している企業の多くは、届いた内容をセキュリティ的に安全に転送するため、SSLによる暗号化通信を必須と言ってもいいでしょう。

筆者としては、どちらかといえば「強化」も大事ですが「とりあえずSSL化しているアピール」ができていることが最も大事なのかなと思います。笑

Googleの検索結果順位向上

Googleの検索結果順位向上

次に、Googleの検索エンジン最適化(SEO)にも影響があります。

2014年以降、GoogleはHTTPS化されたウェブサイトを優先的に表示する方針を採っています。
これは、もう10年近く経過していることになりますね。
参考:Google 検索セントラル ブログ「ランキング シグナルとしての HTTPS」

これは、HTTPSを使用しているウェブサイトが検索結果で上位に表示されやすくなるということを意味します。逆に、HTTPSを使用していない場合、検索順位が低くなるリスクがあります。

2023年現在、https化はウェブサイト運営において「必須」と言えるでしょう。

筆者の知人が最近、ウェブサイトをリニューアルしたのですが、以前はHTTPSを使用していたにも関わらず、現在は使用していない状態で公開されていたので驚きがありました。

常時SSL化できているかチェック方法

常時SSL化できているか確認するため、「http〜」のURLでホームページにアクセスしてください。
httpsのURLに自動でリダイレクトされれば、常時SSL化ができています。

もし、「http~」のホームページにアクセスできてしまう場合は、.htaccessのコードに間違いがある可能性が高いです。

.htaccessにリダイレクトのコードが正しく記述できているかをご確認ください。

そもそも.htaccessで強制リダイレクトする方法が分からない場合

まずは、ウェブサイトのルートディレクトリに.htaccessという名前のファイルを探してください。もし存在しない場合は新しく作成します。

次に、以下のコードをその.htaccessに追加してください。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://example.com/$1 [R=301,L]

ここで、注意点として丸々コピペではなく“example.com”はSSL化したいウェブサイトのURLに置き換えてください。

この設定により、ウェブサイトがHTTP(ポート80)でアクセスされた場合、同じURLパスのHTTPS版にリダイレクトされます。

もし「もはや暗号に見えて何を書いているかわからない」という方がいらっしゃいましたら、そちらの方向けにご説明をすると下記の通りです。

「RewriteEngine」

リライト機能を有効または無効に設定できます。「RewriteEngine on」は「リライト機能を利用しますよ」という宣言文です。

「RewriteCond」

リライトルールを適用する条件を記述するのですが、ここでの「%{HTTPS} off」は「httpsではない場合」ということになります。

「RewriteRule」

リライトルールを記述するのですが、ここでは「記述したURLにリダイレクトする」という意味になります。

[R=301,L]

Rは「リダイレクト」となり、Lは「適用したルールの終了」という意味になります。

SSL化によるユーザーの信頼向上

ユーザーの信頼向上

HTTPS化されたウェブサイトは、アドレスバーに鍵のアイコンが表示されます。

これは、このウェブサイトが安全であることを示しており、ユーザーに安心感を与えてくれます。

逆に、SSL化されていないサイトでは「このサイトは安全に接続できません」という警告が表示され、ユーザーが不信感を抱き離脱するリスクが高まります。

結果として、SSL化を徹底することでユーザーの信頼度が向上し、より多くのユーザーがその会社のウェブサイトを利用するようになるでしょう。

以上のように、HTTPS化には様々なメリットがあります。しかし、既存のウェブサイトをHTTPS化する際には、一定の手間とコストが必要となります。

それを考慮すると、HTTPS化は避けられない重要なステップと言えるでしょう。

まとめ

【https化できてる?】企業のWeb担当者がおさえておきたいSSL化とは?

いかがでしたでしょうか?

ウェブサイトのHTTPS化は「セキュリティ強化、SEOの向上、ユーザーの信頼度向上」など多くのメリットをもたらします。

httpからhttpsへの移行は、専門的な知識が求められることがありますので、もし見ても分からない場合は専門家の助けを借りて実施することをおすすめします。

そんな弊社では、SSL化を基本とした企業のWEBサイト制作のサービスも展開しておりますので、もしリニューアルをご検討されている方や新しく制作をお考えの方はお問い合わせください!

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